3月11日(日)東京・ディファ有明で開催される『PANCRASE 2012 PROGRESS TOUR』で引退試合を行うWINDY智美(パンクラスism)。“最恐”というニックネームそのままに、これまで対戦相手を病院送りにしてきたエピソードを持つ。石岡沙織とのラストマッチを前にWINDYが今想うこととは。(取材日:2012年2月29日)
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■「パンクラスで練習していて一番嫌だった思い出」の問いに対し…
――引退試合が近づいてきましたが、WINDY選手は元々、空手から格闘技を始めたんですよね。
「そうですね。小学6年生の頃に空手を始めたのが最初です。空手で実績が残せていたから、それ以上を目指すとしたらプロだったので、高校生のときに家の近くにあったキックのジムに入りました」
――キックボクサーのWINDY選手が総合格闘技に挑戦するきっかけは何でしたか?
「キックでプロデビューしたのですが、当時は女子選手が少なくて試合が組まれなかったんです。でも、女子総合格闘技団体のスマックガールが少し流行り始めていて、そこから声がかかったので総合を始めました。実際に総合格闘技のリングに上がってみると、キックのルールとは違うので全く別物でしたね」
――総合、キックを合わせて60戦近くやられていますが、一番印象に残っている試合は何でしょうか。
「MIKU戦(2009年10月10日「DEEP 44 IMPACT」)ですね。MIKUさんは私との試合で引退を決意したんです。私はまだ格闘家を続けていくことを選んだし、彼女は辞めることを決断した試合でした。二人とも何か思うことがある試合でした」
――逆にワーストな試合はありますか。
「いい試合は思い浮かぶのですが、それは浮かばないですね。試合は試合であり、どの試合も同じ契約体重でやっているわけで、お互いにリングに上がれば同じ条件ですから」
――WINDY選手はパンクラスismの男子選手と一緒に練習していたわけですが、どういう心境でやられていましたか。
「パンクラス・アテナは私1人で、別に後輩を作る考えはありませんでした。格闘技自体そんなに甘くはない世界ですし、1人でいたからこそパンクラス・アテナを守ってこられました。この先はどうなるのかはわかりませんが、作るものでもないような気もします。無理に作るより、なくなるのはしょうがないとは思います」
――パンクラスで練習していて一番嫌だった思い出はありますか。 ・・・
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