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 7月16日(月・祝)後楽園ホールで開催される『プロフェッショナル修斗公式戦』で、修斗初参戦となる初代バンタム級キング・オブ・パンクラシストの井上学(U.W.F. スネークピットジャパン)を迎え撃つ堀口。いま最も注目される総合格闘技の新星に、新たな打撃のこと、対戦が熱望される佐々木憂流迦のこと、そして世界タイトル挑戦について聞いてみた。(取材日:2012年7月10日)

PROFILE
堀口恭司
(ほりぐち・きょうじ)
1990年10月12日、群馬県出身
身長163cm、試合体重60kg
父親の影響で5歳から伝統派空手を学び、インターハイにも出場。
高校卒業後にKRAZY BEEに入門。
2010年5月9日、修斗でプロデビュー。
同年の新人王決定トーナメント2回戦で川名蘭輝に判定勝利すると、準決勝で石橋佳太にTKO勝利。決勝戦ではDEEPでも活躍する赤尾セイジからKO勝利を収め、トーナメント優勝とMVPを獲得した。
2012年1月8日、元王者の上田将勝に判定でプロ初黒星を喫する。
同年3月10日、徹肌ィ郎にTKO勝ち
戦績:8戦7勝(6KO)1敗
2010年修斗フェザー級新人王&MVP
KRAZY BEE所属

■空手だけでなく、ほかの打撃格闘技からいいとこ取り

ーー試合が目前に迫ってきました。今はどんなご心境ですか?

「集中できていていい感じです」

ーー5月18日の後楽園ホール大会で対戦カードが発表された時は、「(井上のことは)正直知らなかったです」と言われていましたが、その後は研究されましたか?

「あの時は本当に知りませんでした(笑)。その後に試合の映像を見て、全体的に出来る選手、特に寝技が上手い選手だなと思いました。でも、自分の相手は今までも寝技が得意な選手が多かったので、今までと同じように戦おうかなと思っています」

ーー井上選手の警戒するポイントはどこでしょう?

「やっぱり寝技ですね。タックルも含めてしつこさがあるので」

ーーパンクラスの選手が修斗の選手と違うところはありますか?

「正直、自分はほかの試合ってあまり見ないんですよ。修斗の試合しか見ないので分からないです。そんなに違いはないんじゃないですか」

ーー堀口選手は過去にあった修斗とパンクラスの因縁はご存知ですか?

「全然知らないです(笑)」

ーー他団体の選手が乗り込んでくるという意識はありますか?

「ないですね。ただ、ベルトを持っていたことは自分の中で評価している部分です。ベルトを持っていたので強い選手であることは間違いないでしょうからね。慎重にやっていきたいと思います。自分がKOで勝ちますけれどね」

ーー最近はどんな点を特に強化しようと練習されていますか?

「今までの自分の打撃をアレンジしながら、寝技もしっかり強化しています」

ーー打撃のアレンジというのは?

「ボクシングとかムエタイとか、ほかの打撃格闘技があるじゃないですか。いろんなものからいいとこ取りして自分の中でミックスさせていく感じです」

ーーということは、今までの伝統派空手の打撃とは違うものになるんですか?

「いえ、空手がベースであることには変わりありません。空手だけでなく、いろんな技術を知っていた方がいいかなと思ってのことです」

ーーボクシングやムエタイを取り入れてみて、空手との違いはどう感じましたか?

「全然違うな、と思いました。例えば足の使い方。空手はぴょんぴょんと跳ねてそこからの打撃なんですが、ボクシングは足を止めながら打つじゃないですか。両方使えた方が、いざという時に武器になると思ったんです」

ーーということは、今度の井上戦では今までと違う堀口選手の打撃が見られるかもしれない?

「そうなればいいですね(笑)」 ・・・

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