スーパー高校生の上を行く“ハイパー高校生” として話題の檜山。グラップリング(関節・絞め技ありのレスリング)でプロ修斗新人王から一本勝ちを奪うなどして、極めの強さをZSTのリングで見せ付けている。その檜山が来春の高校卒業を前に、ついに総合格闘技デビューを秋に迎えるという。ZST関係者も大きな期待をかけているニュージェネレーションだ。(取材日:2012年8月3日)
PROFILE |
■幼稚園児の時から自宅で父親の特訓を受ける!
ーー檜山選手は現在高校3年生ということですが、格闘技を始めたきっかけからお願いします。
「父親が格闘技好きで、幼稚園の頃からずっと一緒に格闘技の練習をしていたんです。道場に通うようになったのは小学校3年生の時でした。最初に入門したのは極真空手の道場だったんですが、2年後に禅道会に入門しました」
ーー最初はお父さんに無理やりやらされていて、格闘技があまり好きではなかったそうですね。
「はい、最初は父親との練習がつらくて、道場へ行くのも嫌でした。でも、中学生になった時くらいから格闘技が楽しくなってきたんです」
ーーお父さんとは自宅で特訓していたんですか?
「家の中で2人でスパーリングをよくやっていました。けっこうスパルタでしたね(笑)」
ーー最初から檜山選手を格闘技の選手にしたかったんですかね?
「ずっと昔からそう言っていました。格闘技が好きすぎて、子供に選手になって欲しかったようです」
ーー格闘技版「巨人の星」ですね。檜山選手は寝技のイメージが強いですが、最初は打撃系だったんですね。
「そうですね。最初は打撃をやっていたんですが、中学2年生の時にパラエストラ川崎に入門してからは寝技の方の実力が上がってきたので、寝技の方が面白くなってしまいましたね」
ーーK-1甲子園で優勝した翔栄選手とも打撃の大会で試合をしたことがあるそうですね。
「たまたまだったんですが、試合をやってボロボロにされました(笑)。高校1年生くらいの時ですね」
ーーZSTでは高校生にして大人の選手を極めまくるという極めの強さを発揮していますが、一本勝ちへのこだわりがあるんですか?
「今はたまたま高校生という肩書きが付いているので目立っていますが、それがなくなったら一本を取らないと埋もれてしまう世界じゃないですか。だから一本を取ることは常に意識しています」
ーー憧れていた選手はいますか?
「総合格闘技では須藤元気選手が好きでした。見ている人を楽しませることが出来るのが、凄いと思っていました」
ーー見ている人を楽しませることは、檜山選手も意識しているんですか?
「はい、それはプロとして大事な部分だと思っています。そのためにも一本を取ることが大事だと思います」 ・・・
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