9 月23日(日)東京・後楽園ホールで開催される『RINGS.vol2』でクラット・ピターリ(ロシア)と対戦するRYO。約1年前、RYOはピターリに 敗れており、今回リベンジマッチとなる。ピターリは山本勇気、伊澤寿人といった日本人ファイターをことごとく破っており、連勝中。強敵との再戦を前に RYOを直撃した。(取材日:2012年9月5日)
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■前回のピターリ戦を振り返る。最後に打撃で勝負にいった理由
――リングス参戦が決まりましたが、最初にオファーが来たときはどういう心境でしょうか。
「言い方は失礼かもしれませんが、オファーは来るだろうと信じていました。元々アウトサイダーのチャンピ オンになる前にピターリ選手とは一度対戦していて自分の中では因縁のようなものがありました。自分がアウトサイダーのチャンピオンになり、アウトサイダー では相手がいないと考えたときに、ピターリ選手がリングスで活躍している現状を考えると、いつかピターリ選手とやるんだろうなという予測はしてました」
――それではピターリ選手との再戦を予測して、以前から対策は練っていたんでしょうか。
「そうですね。対策もしっかり出来ていますし、本番ではその対策をしっかり出して気持ちを落ち着かせてやるだけです」
――ピターリ選手は日本人選手を相手に連勝記録を更新していますが、どう見ていますか?
「当然の結果かなと思います。自分は一度やっているのでピターリの力量はある程度わかっています。でも、 今回再戦のチャンスをいただきましたが、彼は年齢は32歳ぐらいですし、ここ1年で進歩してくるとは思えません。結局は動き、頭の使い方は彼なりに変化は あるとは思いますが、あのときよりも地力が上がっているとは思えないです」
――前回は逆転負けでしたけど、あの試合で手応えを掴んでいた部分もあるのでしょうか。
「抑えるときに抑えられなかったなと。自分のスタミナ切れも問題でしたね。前半で極め切れなかったことは 別として、あのまま抑えつけとけば勝つことは出来たかなと。一番大事なときに逃げられてしまったので、あそこでピターリに逃げられなければ十中八九勝って いたなと思いますね」
――前回の試合映像は何回ぐらい見られたんですか?
「100回ぐらいは見たと思います。勝てた試合を落としたので悔しかったですね。勝てるのを逃して最後に 打撃戦にいったわけですから。最後の打撃戦は自分の勉強のために行きました。一回ピターリからワンダウンとられて、正直もう取り返せないと思ったんです。 こっちがダウンを取り返さないといけないわけですが、オレの打撃レベルでは厳しいかなと。かといって残り1分で寝技にいっても決め切れないなというのがあ りました。『だったらこの人から盗めるものがあるのなら』と思って残り時間が少ない中でわざわざ打撃で勝負にいったんです。あれで経験にしたいと思って いったので、最後に勝負して負けたことに関しては後悔していません」
――今回はどういう試合を考えてますか? 打撃で勝負にはいかないですか。
「打撃もそこそこやろうと思っています。だって打撃でやられてますからね。見ている人は絶対に寝技で勝負しにいくと思っているんでしょうけど、その期待も裏切ろうかなと。総合の試合ですからKOする場面も頭の中では描いてますね」
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