5月31日(金・現地時間)フィリピン・マニラのSMモール・オブ・エイジア・アリーナにて『ONE FC RISE TO POWER』が開催され、OFC世界フェザー級(-65.8kg)タイトルマッチで逆転KO勝ちで新王者に輝いた大石幸史(パンクラスism)。帰国後の大石を直撃し、試合を振り返るとともに海外で勝つためにすべきことを聞いた。(取材日:2013年6月7日)
試合レポート:【ONE FC】パンクラス・大石、逆転KOで世界王座奪取
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■第1章 今回のタイトルマッチに抜擢された理由を聞くと…
――タイトル奪取おめでとうございます。
「ありがとうございます」
――日本に帰ってきてご自身の試合映像の方は見られましたか?
「Youtubeに上がっていたので何回か見ました」
――実際、試合前に描いていた試合運びができたんでしょうか。
「予定では、総合的な試合になると思っていました。実際の試合ではそうならずに打撃だけの展開になってしまいましたね」
――これまでの大石選手のパンクラスでの戦い方を振り返ると、レスリングの攻防が多かったですよね。
「そうですね。今回ももう少しレスリングを混ぜながら総合的な闘いをやっていこうと思っていました。前回のタクミ戦を踏まえながらそういう闘いをしようと意識していたのですが、そうはならなかったですね」
――どうして打撃戦になったのでしょうか。
「チャンスがあれば、打撃でもいける準備はしていました。どうしてというよりも、展開がそうならなかっただけですね」
――打撃の強化は今どちらでやられているんですか。
「1年半~2年ぐらい前から恵比寿のボクシングジム『EBISU K’s BOX』でやっています。あとは総合の練習で打撃をやっています」
――大石選手以外に、今回は4人の日本人選手が出場しいい結果を残してました。ラストに出場する大石は徐々にプレッシャーを感じることはなかったですか?
「トップバッターは鈴木信達さんでしたね。彼がフィル・バローニに1RTKO勝ちして戻ってきたら、日本人選手陣の控え室の雰囲気がガラリと変わりましたね。そこから漆谷康宏選手、上田将勝選手が勝って帰ってくると、控え室での祝福が溢れさらに雰囲気 が良くなりました。プレッシャーというのはなく、あとは自分がやるだけという感じでいました」
――今回のタイトルマッチに抜擢された理由はどういうところにあるとご自身では思っていますか?
「最初聞いたときは『俺でいいんや?』と思いましたね。前回は3月のフェザー級キング・オブ・パンクラス タイトルマッチ(王者タクミとドロー)で結果を残せていなかったわけですし、それをもちろん知ってOFCはオファーをしてきたと思うのでそれなりの評価をしてくれたのかなと。それか…
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