6月16日(日)東京・ディファ有明で開催された『M-FIGHT SUK WEERASAKRECK Ⅱ Part.1』のWPMF世界ミニフライ級タイトルマッチで挑戦者チュリー・ゴータウインジム(タイ)を1RKOで下し、初防衛に成功した王者・神村エリカ(TARGET)。キックルールでは日本国内だけでなく、タイ人を相手にしてももはや敵なし!? 今後、神村の目指すところとは……(取材日:2013年6月19日)
試合レポート:【M-FIGHT】世界5大タイトル戦で神村が秒殺KOで防衛
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■第1章 WPMF世界戦で見せたかったこと
――半年ぶりの試合でいい勝ち方が出来ましたね。
「そうですね、久しぶりに間隔の開いた試合でしたけど、その分、しっかり練習できました。今までは試合間隔が短い分、追い込みしかできない状態だったので自分の中で成長できているのかどうかわからず、それを考える余裕すらありませんでした。今回現役で始めて半年空きました。試合時間は短かったですけど、その分、自分の課題としていたことが出来たので良かったですね」
――試合間隔が詰まっているよりも、今回のように試合間隔を空けて臨んだ方がご自身にとってはいいですか?
「でも毎回毎回空きすぎるとモチベーションを保つのにきついですけど、たまには空いていてもいいかなと。その分追い込みの練習期間は長くなるのできつかったですね」
――ここまで試合間隔が空いたのは何か理由があるんですか?
「相手が決まらなかったんです。本当は3月に試合がしたかったんですけど、まだ相手が見つかりませんでした。RISEでも流れてしまい、今回の防衛戦がやっと決まりました」
――神村選手は104秒、夜の部に出場した梅野源治選手は121秒で試合が短かかったのですが、梅野選手は「1Rであんな結果(短期決着)になってしまって……本当に申し訳ないです」とリング上で謝罪しながら泣いていました。神村選手は梅野選手のような悔しさはなかったですか?
「私の試合の前にあった日タイ対抗戦はずるずると判定までいってましたし、特に盛り上がりもなかったので私は絶対にKOするというイメージで臨みました。『もうちょっと見たかった』という友達もたくさんいたのですが、あの104秒の中に自分の成長を感じました。あと、私の体つきを見て『エリカ頑張ったんだね』『1Rでも十分に楽しめた、感動した』といってくれた友人がたくさんいたので良かったのかなと思います。もうちょっとやりたかったという本音もありますが
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