1月4日(土)東京・後楽園ホールで開催された『Krush.37』にて、K-1甲子園時代からのライバル西川康平(超人クラブ)を2R2分6秒でKOしたHIROYA。初代Krush-65kg級王座決定トーナメント一回戦を勝ち抜き、3月8日の決勝トーナメントへ駒を進めた。15歳で魔裟斗にその才能を認められ、K-1デビューを果たした天才児はスランプを乗り越えて再び輝こうとしている。(取材日:1月11日)
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■第1章 2013年は結果が出なくて何回も辞めようと思った
ーー2013年下半期から1月の試合まで4連勝と波に乗っていますね。
「一番大きなきっかけは、ジムにノッブ(ノッパデッソーン=元ラジャダムナンスタジアム認定ウェルター級&ジュニアウェルター級王者)がコーチとして来たことですね。
技術的なこともいっぱい教えてくれるんですが、精神的なことも厳しく見てもらっていて自分のリズムが整いだしている感じがします。相性が凄く合うんです」
ーーノッブさんはいつからTRY HARD GYMのコーチに?
「昨年の5月からです。6月の試合はNOMAN選手に負けてしまいましたが、その後からはずっと勝っていて。結果も出ていますが、内容的にも前より充実した感覚で試合が出来ていますね」
ーー今までコーチがいなかったのですか?
「いえ、日本人のコーチにずっと見てもらっていました。その人が悪いわけでは全く無いのですが、僕はずっとタイに留学していてムエタイを学びながらK-1の試合に出ていたので、タイ人コーチの方が合っているのかもしれません。
ムエタイの基本がほかの選手よりは分かっているのとタイ語で会話が出来るのもあってだと思いますが、ノッブが教えてくれることが飲み込めていると自分でも感じています」
ーーノッブさんは伊原道場、谷山ジムと渡り歩いて選手からも好評ですし、名コーチぶりを発揮していますね。
「そうですね。ジムに来てもらってから、それがよく分かりました。ノッブの言っていることを聞いていれば間違いはないと実感しています」
ーーよく選手から、自分に合うコーチと合わないコーチがいて、その相性が重要だという話を聞きます。
「そうですね、ノッブとは凄く相性がいいと思います。コーチとして先生として信頼していますし、私生活ではジムの近くに弟とノッブと3人で暮らしています。家では家事を分担してやっていて、お兄さん的な存在なんですよ。それでジムに来ると厳しくやってもらっているので、凄くいい関係が築けています」
ーーHIROYA選手はブログで、2012年は本当に辛い1年だったと振り返っていましたね。
「自分のせいなんですが、2012年は本当に結果が出なくて何回も辞めようと思った1年でした。2013年も結果が出たり出なかったりでしたが、今はいい調子でいろいろと事が進んでいるのでそれもいい経験だったと思えます」
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