8月23日(土)東京・後楽園ホールで開催された『DEEP 68 IMPACT』で、1年前にタイトルを奪われた和田竜光(吉田道場)に一本勝ちしてリベンジ成功、タイトルを奪回した元谷。デビューから1年でDEEP初代フライ級王者となって注目され、タイトル奪回前は清水清隆、今成正和、前田吉朗と国内の強豪を次々と撃破。この強さはどうやって作られたのか?
PROFILE 元谷友貴(もとや・ゆうき) |
■第1章 和田との再戦で前回とは違った部分
ーータイトルマッチでの勝利おめでとうございます。数日が経って今どんなお気持ちですか?
「ありがとうございます。とりあえずベルトを取り戻せてよかったです。1Rに前蹴りを腹にもらって動けなくなってしまい前に出られなかったんですが、2Rで徐々に回復して前に出ることが出来たのでよかったと思います」
ーー試合直後も言われていましたが、前蹴りは相当効いたのですか?
「1Rのかなり最初の方だったんです。けっこうヤバかったですね(笑)。“おえっ!”ってなったくらいでしたから」
ーー約1年ぶりの再戦でしたが、前回とどう違いましたか?
「自分が前回と違ったのは前に出る姿勢と、打撃に組み技を混ぜていったことです。去年よりも和田選手の打撃にプレッシャーを感じなかったですし、組んだ時もいける気がしました。去年は組んでも全くテイクダウンできる気がしなかったですからね」
ーー昨年タイトルマッチで敗れてから、自分をどう変えようと思いましたか?
「去年負けたのは、自分が消極的で後ろに退がってしまうような試合をしたからです。退がる試合をしてしまったら見に来てくれた人たちに申し訳ないですし、そんな試合は2度としたくない、次からは結果はどうあれ前に出て全部出し切る試合をしようと考え方が変わりました」
ーー以前は打撃が目立っていましたが、前田吉朗戦、和田戦と2試合連続で寝技での一本勝ちです。これはなぜでしょう?
「寝技もずっと柔術の練習をしていたので、元々、寝技になっても自信はあったんです。でも、去年よりもレベルアップはしたのかなって思いますね」
ーーでは、和田選手に敗れてから寝技を強化したというわけではないんですね。
「特に強化したわけではなく、いつも通りに練習していました。毎日練習していたことで、少しずつ全体のレベルが上がってきたのだと思います」 ・・・
第2章 元谷はどんな練習をしているのか?
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