9月27日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『UFC FIGHT NIGHT JAPAN 2015』のメインイベントで、ロイ・ネルソン(アメリカ)と対戦することが決まったジョシュ。来日経験豊富で親日家であるジョシュだが、日本でのMMA(総合格闘技)の試合は2010年3月の『DREAM』以来となる。トレーニングのこと、そして強いメンタルの持ち方などを聞いた。(取材日:7月2日)
PROFILE ジョシュ・バーネット Josh Barnett 1977年11月10日、アメリカ・ワシントン州出身 |
■第1章 空手やプロレスの技をどうしたら使えるか研究している
ーーよろしくお願いします。
「よろしくお願いします(日本語で)。イーファイトはGBRの頃からよく見ているよ。小さな大会でも写真がいっぱい載っているからね。僕はイーファイト・ユーザーなんだ」
ーーありがとうございます。さすが日本通のジョシュ選手ですね。25歳で初来日したジョシュ選手も37歳になりました。年齢を重ねることで若い頃とはトレーニング内容は変わりましたでしょうか?
「若い頃はガムシャラにやっていた部分が大きかったね。とにかく回数をこなす、とにかく速くやる、とにかく長くやる、ということに重きを置いていた。しかし、年齢を重ねることで自分はよりスマートに、より賢くなった。いろいろな経験を積んだことで、どうすればこうなるというポイントをつかむことが出来たんだ。だから、トレーニングの質は若い頃よりも確実に上がっているね」
ーー若い頃はこれをたくさんやっていたけれど今は減らした、逆に若い頃はやっていなかったけれど今は重要視しているトレーニングはありますか?
「若い頃は力任せで数をこなしていたけれど、今はこれだけやればこうなるという理解の元にやることが出来るので、全体的にひとつのトレーニングに費やす回数は減っているね。スパーリングの回数もそうだし、ウェイトトレーニングの回数も減っている。でも、力の入れ加減がコントロール出来ているので、より効率的に効果的なトレーニングが出来ているよ。量よりも質が上がったということだね」
ーー特に今、力を入れているトレーニングはありますか?
「今はドリル練習をメインにやっていて、基礎的な動きを何度も反復練習している。技を決まった順序でどんどん仕掛けていくんだ。空手の型のようなものだね。
それと同時に、極真空手の胴まわし回転蹴りなど今までやったことがない技も取り入れてスパーリングをやっているんだよ。今までMMA(総合格闘技)ではあまり使われていないような、例えばプロレスの技などを実際にスパーリングで試してみて、どうしたら使えるか研究しているんだ。もしかしたら、9月27日の試合で見せることが出来るかもね」 ・・・
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