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梅野が元ルンピニー王者とランキング入り懸け激突
ゲーオはムエタイ強豪国フランスの新鋭を迎え撃つ

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2013/11/14(木)UP

▲9月大会で激闘を展開した梅野(左)とゲーオ(右)がそろって出場する

ウィラサクレック・フェアテックス主催
「M-FIGHT SUK WEERASAKRECK IV Part.1」(昼の部)
2013年11月17日(日)東京・ディファ有明
開場11:00 開始11:30

 9月大会で激闘を展開し、大きな話題を呼んだ梅野源治(PHOENIX)とゲーオ・フェアテックス(タイ)が、そろって今大会に登場する。

▲梅野(左)のタイ人殺しの左ローが火を噴くか

 梅野は元タイ国プロムエタイ協会認定フェザー級王者、元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフェザー級王者のゴンサヤーム・トーピッタックチャイ(タイ)と対戦。

 ゴンサヤームは、2012年6月にビッグバンで駿太と対戦して完封勝ちしたテクニシャンのカイムックカーオから2011年2月にベルトを奪っており、かなりのテクニシャンであることが予想される。

 ゲーオに敗れて今回が再起戦となる梅野にとって厳しい相手ではあるが、梅野はファイタータイプよりもテクニシャンタイプにめっぽう強く、得意のローキック、左ボディブロー、ヒジでの勝利が期待される。なお、今回の試合はルンピニースタジアム認定ランキング査定試合として行われるため、梅野が勝てば再びルンピニーのランキング入りが見えてくる重要な一戦となった。

▲またゲーオ(右)のKO劇が見られるのか、それともJULINEが大番狂わせを起こすのか

 日本人相手に無敗を誇るゲーオは今回、タイに拠点を置いて活躍しているというJULINE(フランス)との対戦が決定。

 JULINEは21歳で、身長177cm・体重63kg、戦績は9勝3敗の新鋭だ。フランスはムエタイ500年の歴史上、外国人として初めてムエタイ世界最高峰ルンピニースタジアムの王座に就いたムラッド・サリ、史上2人目の王座に就いたダミアン・アラモス、古くはデニー・ビルなど多くの強豪選手が生まれたタイに継ぐムエタイの強豪国。

 ゲーオが敗れた唯一人の外国人選手ディラン・サルバドールもフランス人であり、JULINEも侮れない相手である可能性がある。

 そのほか、ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ)vs Hakeem Dawodu(カナダ)、Yamato Hasegawa(フリー)vsゲンナロン・ブリザードジム(タイ)、WPMF日本ライト級10位・下丈一朗(TARGET)vs元ラジャダムナンスタジアム&オームノーイスタジアム二階級王者シラー・Y’ZD ジム(タイ)と、日本vsタイ、カナダvsタイのカードが組まれた。

 また、長嶋大樹が保持するWPMF日本フェザー級王座への挑戦権を懸けて、同級1位・梅原ユウジ(STRUGGLE)と同級2位・清川祐弥(新宿レフティージム)が対戦する。梅原はオールラウンドのテクニシャンタイプ、清川はパンチで前に出るファイタータイプ。両者とも長嶋に敗れており、リベンジのチャンスを狙う。

日本人初のルンピニー王者誕生なるか?
一戸が“天を突くヒザ”直伝の技を持つ王者に挑戦

▲ヒザ蹴りの名手である王者ルンペット(左)に挑戦する一戸(右)

「M-FIGHT SUK WEERASAKRECK IV Part.2」(夜の部)
2013年11月17日(日)東京・ディファ有明
開場15:30 開始16:00

 そして、夜の部ではルンピニースタジアム認定タイトルマッチが行われる。ムエタイの世界最高峰であるタイの二大殿堂ルンピニースタジアムとラジャダムナンスタジアム。ラジャダムナンが認定するタイトル戦はこれまで日本で何度も行われてきたが、ルンピニー認定王座に日本人が挑戦するのは史上初(タイ人以外ではフランス人が2名王座に就いたのみ)。

▲一戸(右)は組まれる前に強打を当てることが出来るか?

 この歴史的一戦に挑むのは、WPMF世界スーパーバンタム級王者&ルンピニースタジアム認定スーパーバンタム級10位の一戸総太(WSRフェアテックスジム)。ルンピニースタジアム認定スーパーバンタム級王者ルンペット・ガイヤーンハーダオ(タイ)に挑戦する。

 一戸は強いローキックとパンチを武器とする攻撃力のある選手。ルンペットは長身で長い手足を活かしたしつこい首相撲からのヒザ蹴りを得意とする、日本人が最も苦手とするタイプの選手。なんと、あの伝説のムエタイ戦士“天を突くヒザ蹴り”ことディーゼルノーイから教わったこともあるというエピソードを持つヒザ蹴りの名手だ。ビッグマッチへの出場、超一流選手たちとの対戦も多く、一戸はかなりの苦戦が予想される。

▲一戸(左)は得意のローでダメージを与えたいところ

 さらに一戸によれば、ルンペットは一戸が今年7月27日にルンピニースタジアムでKO勝ちした相手の実の兄だという。弟の敵討ちという側面もあり、怒りのヒザ蹴りを見舞ってくるか。

 ただし、ルンペットはパンチをもらいながら組んでくるタイプらしく、一発が入れば倒れる可能性もある。一戸としてはローキックでダメージを与えながら距離を取って戦い、パンチにつなげたいところだ。日本人初のルンピニー王者誕生なるか?

 そのほか、TAKEYUKI、鷹大、Little TigerのWSRフェアテックスのチャンピオン勢がタイ人選手と激突する。

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