【K-1MAX】魔裟斗「70kgはグローエンハートを中心に回る」

▲魔裟斗K-1エグゼクティブ・プロデューサー

　12月15日（土・現地時間）ギリシャ・アテネにあるオリンピックインドアスポーツセンターOAKAにて開催された『K-1 RISING 2012 World MAX Final 8』（－70kgトーナメント）は、26歳のムルテル・グローエンハート（オランダ）が初優勝を飾る波乱の結末となった。

　魔裟斗エグゼクティブ・プロデューサーは、「新しいスターの誕生した大会となりました」とし、「これからの70kgはグローエンハート選手を中心に回って行くと思います」と、グローエンハート時代が到来したことを告げた。

「グローエンハート選手は、第1試合から決勝戦までの3試合全てをKOで勝つ偉業を成し遂げました。 1試合目の城戸選手はハイキックでKOし、2試合目のザンビディス戦ではヒザ蹴り、決勝のキシェンコ戦ではパンチでKOと、全て3試合とも違う技でKOというのはなかなか難しいことだと思いますが、グローエンハート選手がオールラウンダーでなんでも出来る選手であるということが証明されたと思います」と、グローエンハートを評する。

「またグローエンハートvsアンディー・リスティー、グローエンハートvsアンディ・サワーなど、これから見てみたい夢のカードがたくさん増えました。準優勝のキシェンコ選手とのワンマッチでの再戦も楽しみなカードです。私が今回一番注目していたアンディ・リスティーvsアンディ・サワー戦では、アンディ・サワー選手が右ハイキックで見事ダウンを取り、うまい試合運びでアンディ・リスティ選手を退けました。来年またこのグローエンハート選手を中心に面白いカードを組んでいきたいと思います」と、魔裟斗エグゼクティブ・プロデューサーは総括した。

☆魔裟斗の解説付き12・15『K-1 RISING 2012 World MAX Final 8』の試合レポートはこちら

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