【新極真会】5・18～19最強の挑戦者、他流派世界王者が参戦

2013/05/16（木）UP
（最終更新：2013/05/16 04:28）

　5月18日（土）19日（日）大阪・BODYMAKERコロシアム（大阪府立体育会館）で開催される、新極真会『第30回全日本ウエイト制空手道選手権大会』に、他流派の世界王者が参戦する。

　毎年、新極真会と他流派の戦いが見どころのひとつとなっている全日本ウエイト制大会。昨年は白蓮会館の福地勇人が軽量級を制して話題となったが、同じ白蓮会館から今度は重量級の強豪が出場することとなった。

　その強豪とは、内藤貴継（ないとう・たかつぐ）。内藤は白蓮会館の全日本大会重量級で優勝したほか、昨年に日本で開催されたWKO（世界組手連盟）空手ワールドカップ重量級でも優勝し、世界王者となった選手である。

「自分は元々、新極真会で空手を始めたので新極真会の大会で優勝したいというのが夢でした。今回は願ってもないチャンスだと思っています」と内藤。新極真攻略のカギは「攻撃の手数」だと言うが、「自分も手数が出ない方ではないので、そんなには気にしていません。あとはどれだけ技を効かせられるかです。倒して勝たないと面白くないと先輩から言われ、ずっとそのつもりでやってきましたから、今さらそのスタイルを捨てるつもりはありません」と、相手を倒す戦い方を貫くという。

　歴史上、新極真の全日本ウエイト制大会で重量級を制した他流派の選手はいない。内藤は「杉原館長（白蓮会館の館長）にはお世話になっているので、恩返しをしたい。白蓮に新極真会のタイトルを持って返ることで恩返しをしたいと思います」と、前人未到の重量級制覇を宣言した。

　また、同時開催の女子大会にも、軽量級にWKO空手ワールドカップ軽中量級で世界王者となった山口千怜（やまぐち・ちさと/空研塾）が参戦。男女ともに他流派の世界王者を迎え撃つこととなった。新極真勢は王座を死守することが出来るか!?