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【NJKF】7・15二冠王を狙う宮越「ヤバい試合だったと言われたい」

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2013/07/08(月)UP

▲二冠王を狙う宮越(左)と初のベルトを狙う翔。激闘は必至か?

 7月15日(月・祝)東京・後楽園ホールにて開催される『NJKF 2013 4th』にて、WBCムエタイ日本ライト級王座次期挑戦者決定戦を争う宮越慶二郎(拳粋会)と翔センチャイジム(センチャイムエタイジム)のコメントが主催者を通じて届いた。

 NJKFライト級王座に続いてWBCムエタイのベルトも狙う宮越は、「今回はさらにスタミナと動きをつけようと思って、走り込みの本数を増やして心肺機能を高めたり、ミット・サンドバッグでも常に動きながら、打ち終わりに動くよう意識してやってきました」とすでに対策は万全のようだ。

 翔の実力については「翔選手の実力は本物だし、ムエタイルールだったら自分より翔選手の方が上なので、そこは挑戦者の気持ちでやらないと。どうやって相手の得意なところへ持っていかないよう戦うかっていうのも技術だと思うので、タイ人でパンチャーの選手の映像なんかも見て参考にしています」と高く評価する。

 その上で「もちろん勝ちには行きますが、それ以上に会場全体を盛り上げたいっていう思いが強くあります。もともとデビューした頃は記録より記憶を残したい、新庄剛志タイプだったんです(笑)。それがだんだん無難な試合に走っちゃって、最近KOもご無沙汰でみんなに悪いなと思ってますし、初心に帰って盛り上げたいです。『ヤバい試合だった』って言われるのが自分は一番嬉しいので、1Rから5Rまで最高のパフォーマンスができるよう最後の追い込みを頑張って、最終的には倒したいです」と、激闘を演じるつもりだ。

 対する翔はNJKFライト級1位で、4月に“三冠王”水落洋祐を破る金星をあげた。「3冠王を乗り越えたので、後は自分の腰にベルトを巻くだけかなという感じです」と自信をつけた様子。

 宮越の印象については、「ちょこちょこ動いて空手っぽいなっていうか、そういう感じです。ムエタイのマネをしている空手っていうか。だから、本物のムエタイを見せてやるっていう感じです。いま会長と作戦を立ててやっているところなんですけど、WBCムエタイのタイトルですし、日本人がやる本物のムエタイを見せようと思っています」と語る。

 Krush参戦で“激闘系”に覚醒したという翔は、「ただのポイントゲームではなく、相手にダメージを与えながら“綺麗だけど強いムエタイ”というか。綺麗なポイントゲームだけじゃなくて、相手にダメージを与えて倒すようなムエタイが理想です」とし、「これを勝って9月にWBCのタイトルマッチ、宮越選手のNJKF王座もタイトルマッチで奪って、ベルトを2本巻いて年を越したいと思います。ムエタイは最強なので空手には負けません。ムエタイの強さを見せます」と、二冠獲りを宣言した。

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