【Krush】城戸康裕、2度目の防衛戦のテーマは“死守”
7月16日(火)都内にて、Krush夏の三連戦に関する記者会見が行われた。パート1には8月11日(日)東京・後楽園ホールで開催の『Krush.30』で行われる2大タイトルマッチに出場する4選手が出席。
Krush -70kg級王者・城戸康裕(谷山ジム)は2度目の防衛戦で山内佑太郎(HALEO TOP TEAM)と対戦する。
山内が「身体能力、センス、勢い、全てチャンピオンが上回っている。ただ格闘技は、特にKrushは試合が終わるまでどっちが勝つか分からない。センスなどを凌駕する勝ちたい気持ちが強い方が上回ると思っている」と言えば、城戸は「身体能力、センス、勢い、全てチャンピオンが上です。でも、俺はサムライロックオーケストラの稽古で1週間練習してないし、ヒザも痛いし肩もこってるので多分今回はヤバイんじゃないかって感想です」と、いつものようにおチャラけたコメント。
さらに山内が「研究しているけれど穴がない。頭がいい」と城戸を評すれば、城戸は「そうなんです。僕、穴がないんですよ」と言い、「山内さんの試合は昔からめっちゃ見ていて、K-1MAXに出た時にスゲェ一発でドラゴを倒したのが印象に残っています。えっ、違う?(実際はドラゴが山内を倒した)」とジョークを飛ばすなど独壇場。
城戸は「テーマは“死守”」だと言い、「山内さんは攻めて来ます? それとも待ちます? 僕は今回待ちます。ディフェンスで行きます。だから膠着しても僕のせいじゃない」と山内に攻めの姿勢を要求。「魔裟斗さんが言っていたでしょう。守るヤツは負けるって。でも、僕は負けないです」と、山内の攻めをかわしきると宣言した。
Krush -60kg級王者の卜部弘嵩(うらべ・ひろたか/チームドラゴン)は、4度目のタイトル防衛戦で板橋寛(スクランブル渋谷)を迎え撃つ。
板橋は元RISEスーパーフェザー級王者で2度の防衛に成功、2007年10月から2009年11月まで9連勝を飾り、ムエタイの超強豪アヌワットに日本人初勝利を収めたことなどからRISEの絶対王者と呼ばれた。Krushでは1勝1敗の戦績だが、過去の実績を評価されて今回の挑戦者に抜擢された。
卜部は「板橋選手は僕がプロになりたての頃にトップを張っていた。いつかやりたいと思っていたので、戦えることを嬉しく思っています。板橋選手を倒して世界に行きます」と挨拶。そして、「僕がKrushのチャンピオンとして、Krushが最強であることを証明するいい機会だと思います」と、板橋が元RISEの絶対王者であることを強く意識する。
板橋は「このチャンスをものにしてもう一花、二花咲かせたい」と復活を誓い、「ガンガン前へ出て挑戦者らしい試合をしてベルトを獲る。僕が獲れば60kg級に新しい風が吹くと思うし、盛り上がると思う」と、タイトルを奪い取ると言い放った。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】