【シュートボクシング】小宮、無敗のアンディ・サワー愛弟子を「打ち倒す」

2013/09/12（木）UP
（最終更新：2013/09/12 22:38）

　9月23日（月・祝）東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2013 act.4』。今大会で行われる「シュートボクシングvsREBELS対抗戦」で対戦するファイサル・ムタキ（オランダ）と小宮由紀博（スクランブル渋谷）のコメントが、主催者を通じて届いた。

　初来日のムタキはアンディ・サワーが自信を持って送り出す愛弟子。WPKC欧州ライト級王座を保持し、まだ19歳の若さで15戦15勝（7KO）無敗の戦績を誇っている。

「アンディから今回の試合の重要性について聞かされている。僕は初めての日本での試合だし、ここで小宮を倒してインパクトを残したい。この対抗戦でインパクトを残してアンディのように日本で活躍したい。だから今回は小宮をKOするよ」と、ムタキはKO勝ちで名をあげようと目論んでいる。

　小宮については「K‐1やグローリーなどにも出ているハイスキルなファイターだよね。手数が多いしスタミナもある」と高く評価しながらも、「でもパワーがあるタイプではないと思うから、ヨーロッパで戦っている僕にとってその点はそれほど脅威ではない」とパワー不足を指摘した。

　対する小宮は今回が初のシュートボクシングルール挑戦となるが、「投げや関節技があるといったって、寝技に引き込まれるわけじゃあるまいし、自分がタイ人コーチから教わってきた首相撲の技術では、関節や頸動脈を極めるような裏技もありました」と、ルールの違いに戸惑いはないという。

　11月16日の両国国技館大会で企画されている65kgのトーナメントに、「是が非でも出たい」と意欲を燃やす小宮。「気持ちを込めた熱い戦いを見せますので、そのハートを感じてください」と熱戦を約束し、「自分はもう30歳を超えたベテランですけれど、そこまで年輪を重ねて戦って来た格闘家の意地を見せて、オランダの若者を打ち倒します」と、ムタキ撃退を宣言した。