【TRIBE】引退試合直前、長南亮「自分が持てるすべてを使って勝ちに行く」
10月19日(土)東京・大久保にあるDEEPオフィシャルジムIMPACTにて、20日(日)東京・後楽園ホールで開催される『TRIBE TOKYO FIGHT~長南亮引退興行~』の前日計量、タイトルマッチ調印式が行われた。
明日、DEEPウェルター級タイトルマッチで対戦する王者ダン・ホーンバックル(アメリカ)は76.5kg、挑戦者・長南亮(TRIBE TOKYO M.M.A)は77.1kgで計量をクリア。DEEP佐伯繁代表と共に調印式に臨んだ。
佐伯代表、ホーンバックル、長南が調印を終えて、それぞれ挨拶。佐伯代表は「長南選手の現役最後の試合で特例のタイトルマッチを組むことになりました。長南選手とダン・ホーンバックル選手の試合は過去にSRCで実現しなかったカードです。4月のTDCホールでダン選手から『長南と戦いたい』という発言があって、長南選手の一番最後の相手としていい相手だと思いました。明日、このカードを超満員の後楽園で体感してもらいたいです」とホーンバックルvs長南への期待感を語る。
続いて長南が英語で「日本に来てくれてありがとう。そんなダンにプレゼントがある。パンチ、キック、サブミッションだ。ベルトは俺がもらう」とホーンバックルに宣戦布告。
するとホーンバックルも「クリスマスでもないのにプレゼントをくれてありがとう。自分からも明日プレゼントしよう。こっちにもギフトはあるから。自分はパンチを打たれるのが嫌なんだ。だからパンチは当たらない。まずはそれが第一のギフトだ。明日はいい試合をしよう!」と返答し、健闘を誓い合った。
会見後の囲み取材で長南はラストファイトを前にした心境を告白。「色々考えると泣きそうになるから、考えないようにしています。あまり人としゃべらずドライに行く」と感傷に浸ることなく戦闘モードに切り替えるという。
「自分がやることは練習したことを出すだけ。明日はどうなっても勝ちたい。それだけです。飛びヒザ蹴りを決めるとかそういうんじゃなくて、自分が持てるすべてを使って勝ちに行きたい」と勝利への執念を燃やした。
対するホーンバックルも「日本に来てからはDEEPジムで動きの最終確認をして、昨日はホテルのバスをパーソナルサウナにして体重を落としたよ。もう明日の用意は出来ている。パーソナルな感情は捨てて、プロとして勝つために戦うだけ」と臨戦態勢。「自分には兄が3人いて、よく物を獲られていたんだ。長南もベルトを獲りたいと言っていたけど、それはさせないよ」と防衛を誓った。
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