【パンクラス】清水が史上最多6度目の防衛戦に臨む
3月30日(日)横浜文化体育館で開催される『PANCRASE 257』の主要対戦カードが発表された。パンクラスは4月のナンバーシリーズ大会からケージ(金網)に囲まれた10角形リングを導入することが決定しており、ロープで囲まれた正方形リングを使用するのは今回が最後になる。
現在、ウェルター級王者・佐藤豪則(TRIBE TOKYO M.M.A)と共にパンクラス史上最多タイ記録である5度の防衛を達成しているスーパーフライ級王者・清水清隆(TRIBE TOKYO M.M.A)が、6度目の防衛戦に臨む。挑戦者は「プロデビューしたパンクラスでベルトを獲る」と意気込んでいる同級1位・山本篤(KRAZY BEE)。
清水はサンボをベースに持ち、得意の寝技に加えて長南亮率いるTRIBE TOKYO M.M.A所属になって打撃の実力を上げている。対する山本は山本“KID”徳郁の後輩でレスリングをベースに持つが、K-1にも出場したことがあり打撃が得意。立って良し、寝て良し同士の対戦となった。
ウェルター級王座次期挑戦者決定戦として、2位のチアゴ・ジャンボ (TEAM NOGUEIRA)と3位の村山暁洋(GUTSMAN)が激突。ジャンボは昨年11月大会に初来日し、当時2位の鈴木槙吾を1Rわずか26秒、左フックでKOした。村山は修斗の環太平洋ミドル級王座を保持しており、3年間負けなしの寝技を得意とする選手。
昨年9月に開幕したワールドスラム(世界トーナメント)のバンタム級決勝戦も行われる。当初は4選手によって準決勝・決勝が争われる予定だったが、清水俊一がUFCと契約中のため欠場、金原正徳は1回戦前の段階で準決勝・決勝の日程が正式に決定しておらず、まずは1回戦に出場してその後に話し合うという流れになっていたが、今回オファーしたところ「同時期に自分の目指す場所がある」との回答で欠場になったという。
よって、決勝戦は残った2名のバンタム級4位・中島太一(パラエストラ東京)と5位のマルシオ・セザール(NOVA UNIAO)によって争われる。優勝賞金50万円とタイトル挑戦権を手にするのはどっちだ!?
さらに、ライト級2位の高橋“Bancho”良明(パラエストラ八王子)は、15戦して13勝1敗1分、8つの一本勝ちという強豪レアンドロ“ブスカペ”シウバ(ブラジル)を迎え撃つ。
<決定対戦カード>
▼スーパーフライ級キング・オブ・パンクラス タイトルマッチ 5分3R
清水清隆(TRIBE TOKYO M.M.A/第2代バンタム級王者)
vs
山本 篤(KRAZY BEE/バンタム級1位・挑戦者)
▼ウェルター級次期タイトルマッチ挑戦者決定戦 5分3R
チアゴ・ジャンボ(TEAM NOGUEIRA/ウェルター級2位)
vs
村山暁洋(GUTSMAN/ウェルター級3位)
▼ライト級 5分3R
高橋“Bancho”良明(パラエストラ八王子)
vs
レアンドロ“ブスカペ”シウバ(ブラジル/TEAM NOGUEIRA)
▼日本選抜vs世界選抜 ワールドスラムトーナメント決勝戦 バンタム級 5分3R
中島太一(パラエストラ東京/バンタム級4位)
vs
マルシオ・セザール(NOVA UNIAO/バンタム級5位)
▼フェザー級 5分2R
ガイ・デルモ(GUTSMAN/フェザー級1位)
vs
馬場勇気(ロデオスタイル/バンタム級9位)
▼スーパーフライ級 5分2R
廣瀬 勲(ストライプル/スーパーフライ級7位)
vs
北郷祐介(和術慧舟會横浜道場)
<出場予定選手>
ISAO(坂口道場一族/第5代ライト級王者)
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】