【NJKF】史上初の偉業に挑む国崇「KOでしか勝てない」

2014/03/07（金）UP
（最終更新：2014/03/07 14:01）

　3月9日（日）大阪・旭区民センター大ホールにて開催される『NJKF2014 2nd』にて、ルンピニースタジアム認定スーパーバンタム級王座決定戦に挑む国崇（拳之会）のコメントが主催者を通じて届いた。

　日本人初のルンピニー王座獲得という偉業に挑む国崇は、「（相手の）映像を何試合か見たんですけれど、ジワジワとプレッシャーを掛けてくる、まぁ“タイ人”っていう感じです。今回の相手は（首相撲よりも）打撃の方が多いので、噛み合うと思います」と、対戦相手のルンピニースタジアム認定スーパーバンタム級2位デェーサックダー・シットソンピーノン（タイ）を評する。

　昨年2月にはもうひとつのムエタイ最高峰ラジャダムナンの王座に挑んだ国崇だが、2RにKO負けを喫して大怪我を負った。しかし、「あれはあれでいい経験になりました。大概の人はあそこで諦めてしまうと思うんですけれど、せっかく目指した目標なので1回ダメだったからって諦めるのはイヤだし、周りの人たちにも「やり返せ」とすごい励まされたりして、それが大きいですね」と、闘志は衰えていない。

　また、多くのムエタイとの戦いによって「（ムエタイの選手は）タイプによってほんと違うので一概には言えないですけれど、やっぱり上手くて、試合を騙すっていうか、巧いこと運んできますよね。あとここ最近になって自分の試合のリズムの作り方っていうか、『これを当てていったらいける』っていう感じが分かってきたんです。その狙いを当てていくようにしたいです。前回の試合でもそれを出すこと、当てることでリズムが作れるのを実感しました」と、対策も出来ているようだ。

　最後に国崇は「日本人初のルンピニー王者を目指しているので期待していてください。KOでしか勝てないと思っているので、倒して勝ちたいです」と、KOでの王座獲得を目指すと語った。