【UFC】日本版の選手育成番組を地上波放映も

▲“修斗のカリスマ”佐藤ルミナ（左）とダナ・ホワイトUFC代表（右）が手を結んだ

　9月20日（土）さいたまスーパーアリーナで開催されるUFC3度目の日本大会『UFC FIGHT NIGHT JAPAN 2014』の記者会見が、6月26日（木）都内にて行われた。

　ダナ・ホワイトUFC代表は「まだ構想の段階」と前置きしながらも、日本版『ジ・アルティメット・ファイター』をスタートさせることを示唆した。

『ジ・アルティメット・ファイター』（以下TUF）とは、アメリカのケーブルテレビで放映されているUFCファイター育成番組。選手たちが共同生活をしながら練習、試合を経てUFCとの正式契約を懸けて競い合う模様をカメラが追うリアリティショーである。この番組が全米で話題となり、現在のUFC人気に火がついた。

　ホワイト代表は日本版TUFの協力者として、元・修斗環太平洋ライト級王者の佐藤ルミナを紹介。ルミナは「UFCとVTJ（日本のMMA大会）実行委員会が協力して新しいプロジェクトをやることになりました。日本の格闘技界発展の大きなターニングポイントになるでしょう」と挨拶した。

　ホワイト社長によれば日本版TUFの放映は地上波、8カ月間で30回の番組を予定。135～145ポンド（61.2kg～65.8kg）の日本人またはアジア人選手を対象とし、コーチに鍛えられてトーナメント戦を勝ち抜いていく内容だという。

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