2015/03/02（月）UP
（最終更新：2015/03/02 18:54）

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

▲三崎（左）の構えるミットにパンチ、蹴りを打ち込む牧平（右）

　3月14日（土）東京・後楽園ホールで開催される『Krush.52』のメインイベントで、Krush-67kg級タイトル2度目の防衛戦に臨む王者・牧平圭太（HALEO TOP TEAM）の公開練習が、2日（月）都内にて行われた。

　牧平は、PRIDEウェルター級グランプリ2006優勝などMMA（総合格闘技）で大活躍した三崎和雄の指導の下、ランニングマシン、サンドバッグ打ち、ミット打ちを連続して行うサーキットトレーニングを公開した。

「三崎さんには週3回、トレーニングを見てもらっています。フィジカルの強化で身体と気持ちが強くなります。エズビリとやる前（2014年10月の初防衛戦）から見てもらっていて、格段と強くなっているのが分かるので試合が楽しみです」と牧平。

　挑戦者・渡部太基（藤原ジム）については、「向こうは倒して勝っているが（Krushで2連続KO勝ち）、それ以上のものを見せて倒すのがテーマ」だと言い、「蹴り壊したい。どの蹴りでも倒せる自信はある。しっかりとKOで勝つのも大事ですね。渡部戦を乗り越えて世界でやれる選手だというところを見せたい」と、得意の蹴りでKOを狙うという。

　トレーナーの三崎は、牧平を「最初に会ったのは4～5年前でしたが、その頃からポテンシャルがあることには気付いていました。動き出す初速のスピードがほかのどんな選手よりも優れているんです。例えば、相手がパンチを出したことに気付いてから蹴っても、先に蹴りが届いてしまうというように。自分の強さにそこまで自信を持ちきれていないので、そこを認識できれば相手を蹴り壊すことは難しいことじゃない」と評している。