【K-1】ゲーオ戦が消滅した野杁正明の対戦相手が決定

2015/04/08（水）UP
（最終更新：2015/04/08 16:40）

　4月19日（日）東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される『K-1 WORLD GP 2015 IN JAPAN～－55kg初代王座決定トーナメント～』に出場する第2代Krush -67kg級王者・野杁正明（K-1ジムEBISU小比類巻道場）の対戦相手が発表された。

　当初、野杁はゲーオ・フェアテックス（タイ）との対戦を予定していたが、ゲーオは3月22日に行われた『WPMF JAPAN×REBELS』にてWBCムエタイ日本統一ウェルター級王者・健太と対戦し、勝利を収めたものの最終ラウンドにヒジで額をカットされ、8針を縫う怪我を負ったために欠場。ゲーオの代替選手として、日本初ファイトとなるマサロ・グランダー（オランダ）が出場し、野杁と対戦する。

　グランダーは、バダ・ハリやメルヴィン・マヌーフを輩出した、オランダの名門「Mike’s Gym」に所属する20歳の新鋭ファイター。黒人選手特有の身体のバネから繰り出す破壊力抜群のパンチを武器に、現在は「King of Kings」の王座を保持している。戦績は18戦16勝（8KO）2敗。同門のイリアス・ブライドが2月のKrush後楽園大会で野杁に敗れており、リベンジに燃えているという。

　主催者を通してグランダーは「Mike’s Gymのファイトスタイルが俺のルーツだ。ノイリは経験豊富でとても良い選手だし、そして強い。だが、バダ（・ハリ）がいつも言っているように、相手を絶対に甘く見てはいけないし、決して過大評価もしない。ノイリは日本でモンスターと呼ばれているそうだが、俺もノイリも同じ人間だ。当日は日本のファンが望むような激しい試合を見せる」と激闘を予告している。

＜追加対戦カード＞

▼スーパーファイト　K-1-65kg Fight　3分3R延長1R
マサロ・グランダー（オランダ/Mike’s Gym/King of Kings -65kg級王者）
vs
野杁正明（K-1ジムEBISU小比類巻道場/第2代Krush -67kg級王者）