【RIZIN】他競技からの大物選手転向も、フジの中継は最終調整中
12月29日(火)・31日(木)さいたまスーパーアリーナで開催される新格闘技イベント『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015』(ライジン・ファイティング・ワールド・グランプリ)の記者会見が、10月8日(木)都内にて行われた。
今大会はフジテレビで中継されることが発表されたが、榊原信行代表は「放送については最終調整中。生中継は時間的に難しいかな。どの時間で何時間放送されるかはこれからです」と、時間帯などは未定で生中継となる可能性は低いという。
対戦カードについては、「世界の各プロモーションからトップコンテンダーを呼びたいので、日本人選手は全体の3分の1くらい。各プロモーションのトップなので、アジアのプロモーションからブラジル人選手が代表として出てくることもありえる」と、未知の実力を持った外国人選手が多く参戦するようだ。
会見ではアメリカ、イギリス、ポーランド、リトアニア、ブラジル、中東のMMA(総合格闘技)プロモーションとの協力体制が発表されたが、協力プロモーションは今後も増える予定で、日本では「DEEP、修斗、シュートボクシング、パンクラス、ZSTと協力しましょうというお話をしました」という。
基本的にはMMAの大会となるが、「他のルールも入れようと思います。MMAにそんなに固執してもいないんです。グラップリング(全ての打撃が禁止された組み技限定ルール)やヘビー級同士の立ち技でのぶつかり合いも見てみたい」と、MMA以外の試合も組むことを明かす。
30日にもさいたまスーパーアリーナの広場やコミュニティアリーナ(小会場)にて選手とファンが触れ合うファン感謝イベントを行う予定で、そこでも試合を組むという。「いろいろなスタイルの格闘技を見てもらおうと思っています」と、こちらはMMA以外の試合が行われそうだ。
また、大みそかと言えば他競技大物選手のMMA転向や芸能人の格闘技挑戦などが思い浮かぶが、「サプライズは準備しています。随時、発表していきたい。芸能人は出ませんが、ニューカマーを求めています。これからの5~10年を引っ張ってくれる選手を生み出さないといけない。そういう選手を見つけたい」と、他競技からの大物選手の転向はありえるとした。
RIZINは年末の2大会だけでなく、来年からは最大で年4回の開催を予定。各階級の世界トーナメントが軸となる。今回は29日に1回戦、2日後の31日に準決勝・決勝という変則的なスタイルで行われるが、これはあくまでも実験で、違うスケジュールで行われることもある。
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