2015/11/12（木）UP
（最終更新：2015/11/12 15:16）

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

公開練習を行った元Krush -55kg級王者・大雅（右）

　11月21日（土）東京・国立代々木競技場第二体育館で開催の『K-1 WORLD GP IN JAPAN～THE CHAMPIONSHIP～』に出場する元Krush -55kg級王者・大雅（TRY HARD GYM）が、11月12日（木）神奈川・相模原にある所属ジムにて公開練習を行った。大雅はスーパーファイト（ワンマッチ）でレオナ・ぺタス（バンゲリングベイ・スピリット）と対戦する。

　これまで-55kg級戦線で活躍し、今年4月のK-1 WORLD GP -55kg初代王座決定トーナメント決勝戦で武尊に敗れて以降、試合から遠ざかっていた大雅が今回、60kgに階級を上げて初戦に臨む。

「減量がない分、調整が楽。疲れが溜まってもご飯を食べてすぐに回復が出来る。今までは3週間前から体重のことばかり気にしていて、携帯でいい減量方法を調べていたりしていた（苦笑）。今は初めての階級への不安よりも楽しみの方が大きい」と試合が待ち遠しい様子。

　今まで取り組んでいなかったフィジカルトレーニングにも着手、タケ大宮司トレーナーの指導の下、水垣偉弥、マモルといったMMA（総合格闘技）ファイターらと一緒に汗を流しているという。

「60kg級でも負けないトレーニングをしていて、60kgの選手とスパーをしても（相手の）パワーを感じなくなったし、当たり負けしなくなった。スピードも落ちることなく、パワーも付いた」と新階級での不安もない。この日の公開練習ではミット打ちを行い、力強いパンチのみのコンビネーションを披露し、好調をアピールした。

　対戦相手のレオナについては「パンチが好きで右ストレートが得意なのかな」といい、「（レオナは）KOすると言っているのでガンガン来てくれると思う。僕が派手な試合をしてKO狙いでいく」とニヤリ。「レオナ選手に手こずっているようでは終わり。日本ではトップ選手だと思うけど、世界では何でもない選手なのでしっかり倒して外国人選手とやっていきたい」とレオナ戦は世界に向けての踏み台に過ぎないとした。