【RISE】吉本引退試合はザカリア・ゾウガリーと対戦

2015/11/19（木）UP
（最終更新：2016/01/15 19:39）

　2016年1月31日（日）東京・後楽園ホールで開催される『RISE 109』の対戦カード第一弾が発表された。

　今大会で引退する初代RISEスーパーライト級王者・吉本光志（1-siam gym）最後の対戦相手は、シュートボクシング（以下SB）を始め日本で猛威を奮っている“爆弾小僧”ザカリア・ゾウガリー（オランダ）に決定した。

　吉本は2000年7月にJ-NETWORKでプロデビュー、12戦目で当時全日本キックのエースだった小林聡を相手に善戦したことで名を挙げた。2006年からはパンクラスでMMA（総合格闘技）にも挑戦し、ネオブラッド・トーナメント（新人王トーナメント）で優勝。5勝1敗2分の戦績を残した。

　キックに戻ってからは各団体のトップ選手やムエタイ選手と対戦し、2009年10月からはRISEを主戦場として同年11月に初代RISEスーパーライト級王者となった。

　ゾウガリーはSBワールドトーナメント『S-cup』にて世界の強豪たちを倒して準優勝。今年5月にはRISEに初参戦し、現スーパーライト級王者・裕樹を飛びヒザ蹴りでKOした。“第2のアンディ・サワー”の呼び声も高い現在最注目の外国人選手だ。

　吉本は引退に際して、「最後はエキシビションマッチではなく真剣勝負で完全燃焼したい。最強の相手と戦いたい」とゾウガリーとの対戦を希望し、願いがかなった。プロキャリア15年の集大成として、吉本はザカリアの猛攻撃に耐え有終の美を飾れるか。

　また、昨年10月に開幕したスーパーフェザー級王座決定トーナメントの決勝戦が、花田元誓（リアルディール）と野辺広大（1-siam gym）で争われる。

　花田は圧倒的なスタミナと手数で突進し、パンチ＆ヒザ蹴りで相手をねじ伏せるような戦法を得意とする。現在RISEフェザー級王者であり、今回は同時2階級制覇を懸けた戦いとなった。

　対する野辺はRISEが誇るホープで、ハイキックなどの蹴り技を主体としたスタイル。トーナメントでは常にRISEスーパーフェザー級ランキングの上位に名を連ねていた郷州力を、左右に回り込む新スタイルで圧倒して破った。

　突進の花田か、回り込む野辺か。対照的なスタイルを持つ2人の興味深い王座決定戦となった。

RISEクリエーション
「RISE 109｣
2016年1月31日（日）東京・後楽園ホール
開場17：00　開始17：15（予定）

＜決定対戦カード＞

▼第4代スーパーフェザー級（-60kg）王座決定戦　3分5R無制限延長R
花田元誓（リアルディール/RISEスーパーフェザー級2位、第2代フェザー級王者）
vs
野辺広大（1-siam gym/RISEスーパーフェザー級3位）

▼吉本光志Final Match　-65kg契約　3分3R延長1R
吉本光志（1-siam gym/初代RISEスーパーライト級王者）
vs
ザカリア・ゾウガリー（オランダ/Melvin F&F／S-cup-65kg世界トーナメント2014準優勝）

＜参戦予定選手＞
小宮山工介（北斗会館/前RISEスーパーフェザー級王者、BLADE FC JAPAN CUP 2014 -61kgトーナメント優勝）

＜チケット料金＞
SRS席15,000円　RS席9,000円
S席7,000円　A席6,000円
B席4,500円　小中学生シート1,500円（当日売りのみ）
※当日券は各席500円増し。未就学児は保護者膝上に限り無料。

＜チケット販売所＞　※11月28日（土）～発売
チケットぴあ＝TEL：0570-02-9999
ローソンチケット＝TEL：0570-084-003
イープラス
後楽園ホール＝TEL：03-5800-9999
RISEクリエーション＝TEL：03-5319-1860

＜お問い合わせ＞
RISEクリエーション＝TEL：03-5319-1860