【新日本キック】ISKA世界王座戦に臨む志朗「自分のローとパンチで心を折る」
1月9日(土)都内にて、明日(日)東京・後楽園ホールで開催される『WINNERS2016』の前日計量&会見が行われた。
メインイベントのISKA世界ムエタイバンタム級王座決定戦(55.0kg契約)で対戦する同級5位・志朗(BeWELL)は54.7kgで計量を一発クリアーしたが、同級1位ダニエル・マッグウォーン(イギリス)は55.8kgの800gオーバー。3度目の計量でようやく55.0kgとなり、計量をパスした。
マッグウォーンは1996年3月2日生まれの19歳。25戦21勝(15KO)3敗1分の戦績を持ち、タイ最大ムエタイ興行会社「ペッティンディープロモーション」が初めて契約した外国人選手として話題を集めた実力者だという。会見に出席したマッグウォーンは「タイでも志朗の強さは聞いていたが、明日は高いスキルの試合を見せて、必ずイギリスにベルトを持ち帰る。1Rから5Rまで全て私がポイントを取った上で勝つ。いつもはKOにこだわっているが、明日は勝ちにこだわる」とベルト奪取に自信満々。
対する志朗は「今回はケガもなく、いい状態で試合に臨むのは3年ぶりぐらい」と絶好調をアピール。「(マッグウォーンは)僕と同じように小さい時からタイで試合をしていて、ヒザとヒジには気を付けて戦います。打たれ強い選手とは思わないので、自分のローとパンチが当たれば心が折れると思うので、KOして自分がベルトを巻きます」とKO勝利を宣言した。
また、タイBBTVバンタム級王者バカイペット・ニッテイサムイ(タイ)と対戦する日本バンタム級王者・瀧澤博人(ビクトリージム)は55.5kgで計量をクリアー。「チャンピオンになって僕は打倒ムエタイを掲げてきました。厳しい相手だと言われますが、今回は勝つことしか考えていません。相手に不足はないです」とコメントした。
そして、52kg契約で対戦する日本フライ級王者・麗也(治政館)と元WPMF日本フライ級王者・伊藤勇真(キング・ムエ)も共に計量を一発でパス。麗也は「伊藤選手はこの前まで別の団体のベルトを持っていて、勝てば自分のベルトの価値を上げられると思うので明日はKOで勝ちます」といえば、伊藤は「僕が目指しているのはタイでトップで活躍すること。日本国内で負けている場合じゃないので、明日は確実に勝ちに行きます」と麗也戦は踏み台に過ぎないとした。
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