【K-1】大雅が-60kg仕様でレベルアップ、打倒・卜部功也に闘志
4月5日(火)神奈川・古淵のTRY HARD GYMにて、4月24日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-60kg日本代表決定トーナメント~」1回戦で山本真弘と対戦する大雅が公開練習を行った。
-60kg日本代表決定トーナメントに向けて、大雅は同門の松倉信太郎と共にタイのゲオサムリットジムで約2週間のムエタイ修行を敢行。「練習してご飯食べて寝て練習して…の繰り返しで、格闘技のことだけを考える生活で、最高の環境でした。調子が良いまま日本に戻ってきて、今も順調に来ています」と帰国後も好調を維持できている。
昨年4月の初代-55kg王座決定トーナメント前にもゲオサムリットジムで練習を行っている大雅は「現地のトレーナーに自分の試合映像を見てもらって色々とアドバイスをもらった」。タイでしか指導を受けることが出来ない現地のトレーナーから「教える人が変わると考え方も違うし、日本にいる時には言われないことを言ってもらえる」という。
昨年11月から-60kgに階級を上げて、今回が3戦目。「-55kgの頃はパンチを打つと体が流れることもあったけど、今は足を鍛えて踏ん張ることができる」とフィジカルの向上にも自信があり「パワー、スピード、テクニックすべて上がっていると思う」とトータル的なレベルアップに手応えを感じている。
その言葉通り、公開練習での3分1Rのミット打ちではパンチを中心に、スピード・パワーを感じさせる連打を叩き込んでいった。
1回戦で対戦する山本真弘の印象について大雅は「身長が自分と同じくらいでスピードが速い」と話す程度だったが、それは1日3試合のワンデートーナメントを見据えてのもの。「ワンマッチだったらしっかり相手の映像を見るけど、1日3試合のトーナメントなんで、あまり見過ぎてもよくない。初戦の相手にしか対応できなかったらしょうがないんで、一通り全員チェックしています」とトーナメント全体を見据えた練習を続けている。
また初代-55kg王座決定トーナメントの経験から「大事なことは集中力。前回は試合をする度に雑になったところがあったんで、今回はそこをしっかり集中する。集中してやれば問題ないと思っています」とワンデートーナメントのポイントを“集中力”と語る大雅。
決勝では前-60kg王者・卜部功也との対戦を希望し、先日のスカイツリーイベントで功也の口から決勝で戦いたい相手として大雅の名前が挙がったことを伝え聞くと「優勝することもそうだけど、自分にとっては功也選手を倒すこともデカい」と打倒・卜部功也というテーマも掲げた。
トーナメントを制して日本代表となれば、9・19代々木大会での-60kg世界最強決定トーナメントに駒を進めることになる。「日本代表になって世界を獲る。それは小さい頃から決めていること」とトーナメント制覇に闘志を燃やす大雅は「今回はファイトスタイルも変えて今までとは違う自分が見せられると思います。その上で一番見せたいものは気持ち。このトーナメントには色々とかけているんで、成長したところを見せられると思います。楽しみにしていてください」とファンにメッセージを送った。
大雅は-60kgで日本代表の座を射止め、世界トーナメント優勝の夢を実現させることが出来るか?
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