【DEEP】古巣復帰の菊野「ビビらない自分を見せる」
6月26日(日)東京・後楽園ホールで開催される『DEEP 76 IMPACT』に出場する選手達の前日公開計量が25日(土)13:00から都内で行われた。
2013年8月以来、約3年ぶりにDEEPのリングに上がる元DEEPライト級王者・菊野克紀(フリー)は、対戦相手の大山釼呑助(おおやま・けんのすけ/INFIGHT JAPAN)とともに計量をクリアー。その後の写真撮影では、両者は顔を近づけ、にらみ合う一幕もあった。
2014年1月からUFCに参戦していた菊野。2勝3敗の戦績を残していたが、6戦目を待たずしてリリース(契約解除)となったため、古巣であるDEEPに復帰することとなった。
対する大山は佐伯繁DEEP代表が「DEEP次世代のエース候補」と太鼓判を押す新鋭。プロボクシングのA級ライセンスに裏打ちされたパンチの技術に加え、ブラジリアン柔術仕込みのサブミッションスキルを有する。前回4月大会では岡田充広と熱戦を演じ、大会MVPを獲得している。
そんな大山とにらみ合いを繰り広げた菊野だが「勢いがあって怖い相手ですね。でも、だからこそ自分にとっては意味があると思います」と、試合に向けた思いを口にする。「戦うことは怖いですが、怖くないならそれは戦いではないと思います。明日の試合では相手にビビらずに向かって行くことが目標です」と、自分の中の恐怖心に打ち勝つことをテーマに掲げた。
また、UFCを離れて古巣のDEEPで再出発を迎えることについては「UFCだとかDEEPだとか、戦う場所は意識していないですね。とにかく試合で自分がどこまで相手に向かっていけるかですね」と話し、目の前の一戦に集中したい様子を見せる。
試合に向けて菊野は「ビビらない自分を見せたいです。ある意味、自己中な自分を見せてしまうかもしれませんが(笑)。でもそこを観て欲しいですね」と意気込みを語った。
恐怖心の克服を強調する菊野だが、やはり世界で戦ってきた実力の持ち主。勢いのある大山を相手にその力を見せることが出来るのか。注目の一戦を迎える。
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