【UFC】ハントがアッパーで豪快KO勝ち
ZUFFA
「UFC FIGHT NIGHT JAPAN 2014」(4P目)
2014年9月20日(土)さいたまスーパーアリーナ
観衆=12,395人
▼バンタム級 5分3R
○金原正徳(パラエストラ八王子/元SRCフェザー級王者、パンクラスバンタム級6位)
判定3-0
●アレックス・キャセレス(アメリカ/UFC世界バンタム級10位)
かねてからUFC参戦をアピールしていた元SRCフェザー級王者・金原が初出場。対戦相手はUFCで5連勝をマークしたことがあるキャセレスとなった。キャセレスは10勝6敗1無効試合の戦績で、パワーはないが距離を取った打撃で上手さを見せる。
1R、キャセレスの蹴りをキャッチした金原がテイクダウン。立ち上がったキャセレスに金原はすかさず右フックとヒジを叩き込み、パンチとヒジでラッシュ。KO寸前かと思われたが、キャセレスはこのラウンドを耐えた。
2Rが始まってすぐに金原がテイクダウンに成功。
バックを奪うとキャセレスは金原を背負って立ち上がる。スリーパーを狙う金原にキャセレスは防戦一方。
このラウンドも金原が有利のまま終わった。
3R、キャセレスがパンチで前へ出る場面が目立つが、金原はヒットを許さない。逆に時折、右のパンチをヒットさせる。キャセレスのパンチをかわし、フットワークを使って距離をとる金原。最後まで逆転の一発を許さず、金原が判定勝ちした。
金原は「一言だけいいですか? UFC! ありがとう」とマイクで叫んだ。
▼フェザー級 5分3R
○菊野克紀(ALLIANCE/元DEEPライト級王者)
一本 2R ※チョークスリーパー
●サム・シシリア(アメリカ)
フェザー級に転向した元DEEPライト級王者・菊野が、シシリアとUFC3戦目(1勝1敗)に臨んだ。シシリアはボクシングとレスリングをバックボーンに持ち、13勝4敗の戦績で7勝がKO、4勝が関節・絞め技による一本勝ち 。
1R、右ストレートを狙っていく菊野にシシリアは左右フックを返す。
菊野の三日月蹴りに下がり始めるシシリア。
菊野はさらに右ロー。終盤にはシシリアがラッシュを仕掛けた。
2R、菊野が圧力をかけて前に出る。右フックでグラつかせた菊野がバックを奪い、テイクダウンに成功。そして腕をのどに食い込ませ、チョークスリーパー。シシリアがタップ(ギブアップの意思表示)し、菊野が一本勝ちで日本の連敗をストップした。
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