【K-1】王者ゲーオに挑む山崎秀晃「リングで失ったものはリングで取り戻す」
9月19日(月・祝)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催の『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN 〜-60kg世界最強決定トーナメント〜』にて、K-1 -65kgタイトルマッチで王者ゲーオ・ウィラサクレック(タイ)に挑戦する山崎秀晃(K-1ジム・チームドラゴン)のコメントが、主催者を通じて届いた。
山崎とゲーオは2014年11月に行われた『K-1 WORLD GP -65kg初代王座決定トーナメント』の一回戦で対戦している。この時はゲーオが山崎を判定で下し、そのままトーナメント優勝まで駆け上がった。敗れた山崎はゲーオのハイキックで額を陥没骨折する大怪我を負った。
再戦の機会が近づいたのは今年6月の『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN~-65kg世界最強決定トーナメント~』。組み合わせ上、両者が拳を交えるとすれば決勝戦であったが、山崎は準決勝でイリアス・ブライドに延長判定1-2で敗れた。ゲーオとの再戦、そして戴冠を叶えることが出来なかった山崎。一方のゲーオは決勝でブライドを下し、連覇を達成した。
約1年11カ月の時を経て、ゲーオへのリベンジ&王座奪取のチャンスを得た山崎。「最初はまずゲーオ戦ということでオファーをいただいたのですが、リングで失ったものはリングで取り戻すしかないので、迷いはなかったです。それから一週間後くらいに正式にタイトルマッチになることが決まって、ただゲーオと戦うだけでなくベルトに挑戦させてもらえることになって驚きはありました」と、再戦決定からさらに王座挑戦が決まるまでの心境を振り返る。
これまでもたびたびゲーオへの雪辱を口にしてきたが、「僕はゲーオにリベンジすることを一つのテーマに戦っているので、タイトルマッチだろうがスーパーファイトだろうが関係ないと言えば関係ないです。その上でタイトルに挑戦できるということで、ここでゲーオに勝ってすべてをひっくり返してやるつもりです」と改めて闘志を燃やす。
さらに「周りは僕のストーリーや因縁について言うかもしれませんが、僕は綺麗ごと抜きで一つのけじめとして、人生を懸けてゲーオに勝ちに行きます」と、自らにとってゲーオ戦が持つ意味を強調した。
再戦実現まで約1カ月。山崎は「ここにすべてを懸けてます。言い過ぎなくらいですが、進退を懸けるくらいの勝負になると思います。9月19日に向けて死にもの狂いでやるだけです」と、全身全霊の勝負を挑む覚悟だ。
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