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【RIZIN】ミルコ、韓国巨漢戦士を警戒「モチベーションや野心は計り知れない」

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2016/09/23(金)UP

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日本で復帰戦を迎えるミルコ。対戦相手が役不足の声に「誰がそんなことを言っているんだ?」

 9月25日(日)さいたまスーパーアリーナで開催の『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント開幕戦』に出場する選手たちの個別インタビューが、23日(金)千葉県内にて行われた。

 一度は引退を表明したミルコ・クロコップ(クロアチア)が、日本のリングに帰って来る。実戦は2015年4月以来となるが、復帰前は3連勝。今回のトーナメント1回戦では身長190cm、体重120kgの巨漢で韓国最大のMMA(総合格闘技)プロモーションであるROAD FCの代表選手ミョン・ヒョンマン(韓国)と対戦する。

 2006年PRIDE無差別級グランプリに続き、RIZINでも無差別級トーナメントを制することが出来るか。

●ミルコ・クロコップ

ーー約2年ぶりとなる日本での試合はどうですか?

「さいたまスーパーアリーナで戦うのは31回目になると思う。あの場で経験したPRIDEでの日々は素晴らしい思い出だ。PRIDEの時と同じ顔ぶれのスタッフもいるし、特別な気持ちだよ」

ーー相手がヒョンマンでは物足りないという声もあるようですが?

「誰がそんなことを言ってるんだ? 対戦相手はリスペクトすべきだし、見下してはいけない。まず、彼は私より12歳も若いし、背も高いし、体重も重いだろう。何より、彼は若いからモチベーションや野心だって計り知れないものを持っている。

 もちろん、自分も負けないようにトレーニングキャンプをしっかりやってきたし、スタミナがアップしている。そして自分には経験もある。だからと言って、ヘビー級では必ず勝てる訳ではないんだよ」

ーー一度、PRIDEの無差別級トーナメントで優勝していますが、思い入れは?

「特に思い入れはないよ。試合は試合。でも、トーナメントという試合形式は好きなんだ。ストレスも溜まるし、スタミナも戦略も必要だが、そこで勝つことは自分にとって大きいことなんだ。

 トーナメントで勝つためには何よりスタミナが一番重要。そしてコンディショニング。いくら技があっても、スタミナがないと自分の実力を出し切ることが出来ないからね」

ーー12月の準々決勝ではシードのヴァンダレイ・シウバ選手と対戦する可能性もありますね?

「良い対戦カードだと思う。シウバのケツを蹴ってやるのが楽しみだ」

ーートーナメントへの意気込みは?

「いろいろな選手と戦えるのはこれから楽しみだよ。自分の強みは経験に基づいてリラックス出来ることだと思う。他の選手は私に気を付けた方が良いだろう」

ーー今後に関しては?

「今後はまだ自分でも分からない。人間の体は限界が来るものだからね。自分は先日42歳になったばかりだが、まだ限界を感じていないよ。今はトレーニングをしていて凄く楽しい。でも、いきなり怪我をするかもしれないし、試合は一生続けられるものではない。この先、どうなるかは分からない」

ーーファンは期待しています。

「そうやって今でも自分のことを覚えていてくれて、自分に期待をしてくれているのはとても嬉しい。ファンに良い試合をお見せしたいと思っているよ」

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