【Krush】無敗女王KANAが”殺人蜂”を迎撃宣言「すべてを懸けて倒す」
9月30日(金)東京・後楽園ホールにて開催の『Krush.69』の公開計量が、29日(木)13:00より都内で行われた。
2度目のタイトル防衛戦を迎える第2代Krush女子王者KANA(K-1ジム・シルバーウルフ)はリミットちょうどの50.0kg、挑戦者キル・ビー(台湾)はリミットを1.7kg下回る48.3kgで、それぞれ計量をクリアーした。
計量を終えた両選手はタイトル調印式と記者会見に臨み、それぞれ試合に向けた意気込みを語った。
KANAは今年4月、デビューから僅か4戦目で元J-GIRLSミニフライ級王者・紅絹を破って第2代Krush女子王座を獲得。続く7月には紅絹と同門の初代&第3代J-GIRLSフライ級王者グレイシャア亜紀の挑戦を退け初防衛に成功した。デビューから5戦5勝(3KO)とその勢いは留まるところを知らない。
今回、海外選手を相手に2度目の防衛戦を迎えるが、「このベルトは私がすべてを懸けて獲ったものです。そう簡単には獲られない自信があります。明日はすべてを懸けて倒しにいきます」と並々ならぬ闘志をアピール。
挑戦者ビーについては「公開練習の模様を見ましたが、調子も良さそうなので、さらに試合が楽しみになりました。スピードもある選手なので、激しい試合になると思います」と評したが、相手が得意とするヒザ蹴りについて聞くと「当たらないでしょう」と自信をのぞかせた。
そのビーは2013年にボクシング世界選手権女子ライトフライ級台湾代表に選ばれた強打の持ち主。“殺人蜂”の異名を持ち、今年1月のKrushデビュー戦では、WPMF世界ピン級王座など9つのタイトルを獲得してきたLittle Tigerを破っている。
真剣な面持ちのKANAに対し、時折笑顔をこぼすビーは「準備万端です」と仕上がりの良さをアピール。計量結果はKANAを1.7kg下回ったが、「これは自分が試合に臨む時には普通の体重ですので、特に問題はないです」と話す。試合に向けて、「タイトルに挑戦できることはとても光栄です。必ず勝ってベルトを自分のものにします」と王座奪取を予告した。
会見直後には睨み合いとなる一幕も見られた両選手。ともに強打を持ち味とする女子ファイター同士の激闘が期待される。
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