【UFC】秒殺KO負けラウジー再起表明か、ハリポタ著者の名言綴る
昨年12月30日(金・現地時間)アメリカ・ラスベガスにて開催された『UFC 207』で、王座陥落から約1年ぶりの復帰戦に臨むも、まさかの秒殺KO負けを喫した元UFC女子バンタム級王者ロンダ・ラウジー(アメリカ)が、試合後初めて自身のSNSを更新した。
試合から11日が経った1月10日(火・同)ようやくSNSでの沈黙を破ったラウジー。自身のインスタグラムに、真っ黒の背景に白文字の英語で「どん底が人生をやり直す強固な基盤となった。 ―J.K.ローリング」とだけ記された1枚の画像を投稿した。
この言葉は、世界的ベストセラー小説『ハリー・ポッター』シリーズの著者であるイギリスの小説家J.K.ローリング氏が、2008年にハーバード大学の卒業記念講演で行ったスピーチの一節。
離婚後、生活苦から鬱病を患い、生活保護を受けながら第一作目を書き上げたローリング氏。出版社に何度も出版を断られながらも、13社目にしてようやく出版にまで漕ぎ付き、日の目を浴びることになったが、その人生経験を大学から巣立つ学生たちに伝えたものだ。
ローリング氏の言葉を引用したラウジー。2015年11月、保持していたUFC女子バンタム級王座7度目の防衛戦でホリー・ホルムにKO負けを喫し、プロ13戦目にして初黒星を喫した。試合後に自殺まで考えたことを後に明かすなど、かなりの落胆があったことを覗わせている。
その後、約1年間は休養を取りつつ女優業もこなすなど、リング外の活躍も目立つようになっていたが、昨年10月に復帰戦としていきなりUFC女子バンタム級タイトルマッチで王座奪回に挑戦することを発表。しかし、迎えた12月30日、現王者アマンダ・ヌネスに1Rわずか48秒でKO負け。試合後、「自分には今後について熟考する時間が必要」と声明を出していた。
引退の噂も囁かれるラウジーであるが、今回インスタグラムに投稿されたメッセージからは、進退について明確に読み取ることは難しい。しかし、少なくとも彼女は、衝撃の秒殺KO負けとキャリア初の2連敗という“どん底”から抜け出しつつあるようだ。ラウジーの去就に注目が集まる。
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