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【RIZIN】ギャビ・ガルシア、堀田のロープワークに「恐怖」

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2017/02/10(金)UP

堀田(右)の繰り出すロープワークを注視するギャビ(左)。この時「恐怖」を感じていたという

“世界最強・最大の女柔術家”ギャビ・ガルシア(ブラジル)が、アメリカのMMA専門メディアのインタビューの中で、昨年末の『RIZIN』で対戦した女子プロレスラー・堀田祐美子(フリー)が試合中に見せたロープワークについてコメントしていたことが分かった。

 ギャビは昨年12月31日に開催された『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント Final ROUND』にて、堀田と女子MMA(総合格闘技)ルール・無差別級ワンマッチで対戦。当初、ギャビと対戦が決まっていた神取忍の代役として緊急参戦した堀田に対し、ギャビは1Rわずか41秒、パウンドでのレフェリーストップへと追い込んだ。

 一方的な展開ではあったが、試合開始直後に堀田はロープに飛んでのロープワークを繰り出して場内を盛り上げ、プロレスラーとしての意地を見せた。ギャビは「彼女がロープに飛びついたり駆け出したりし始めた時、私はクリス(ギャビのセコンドに付いていたUFCファイターのクリス・サイボーグ)の方を見て、『いったいどうなってるの?』っていう感じだったわ」と、堀田のロープワークを目の当たりにした瞬間の心境を明かした。

突如乱入したアルファ・フィーメルとギャビのやり取りに神取も加わり、大混乱となるリング上

 さらに、「驚いたし、ショックだったわ。ああいう戦い方は予想してなかった。私は彼女(堀田)がオーバーハンド(のパンチ)か何かを狙っていると思っていた。怖かったわ。クリスも試合後に『あれにはどう反応していいか分からない』と言っていたわ」と、予想外の戦い方に恐怖すら覚えていたようだ。

 インタビューは1月に行われたものだが、当時のギャビは神取や堀田といったベテラン選手との試合に対して、「もしボス(榊原信行RIZIN実行委員長のこと)がもう一度戦って欲しいというのであれば、やるつもりよ。でも、私と戦うためにずっとトレーニングを積んでいるファイターたちがいることも知っている。(次戦がどうなるか)いずれ分かることね」と素直な気持ちも口にしている。

 試合直後には、堀田のセコンドについていた当初の対戦相手である神取、さらには突如リングに乱入したドイツ人女子プロレスラーのアルファ・フィーメル(ジャジー・ガーベルト)からも宣戦布告を受けたギャビ。次に対戦するのはこの2人のどちらかなのか。それとも新たな相手と拳を交えることになるのか。

PHOTOS=(C)RIZIN FF/Sachiko Hotaka 

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