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【K-1】5カ月ぶり復帰の武尊「めちゃくちゃ強かったと言われる1年にしたい」

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2017/03/24(金)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

いよいよリングに帰って来る武尊。倒すスキルが以前よりも上がったという

 4月22日(土)東京・国立代々木競技場第二体育館にて開催の『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~』に出場する、K-1 WORLD GPフェザー級王者・武尊(KREST)のコメントが主催者を通じて届いた。

 武尊はスーパーファイト(ワンマッチ)でIFSフェザー級・MTU同級・TBA同級王者ビクトー・サラビア(アメリカ)と対戦する。

 昨年11月のK-1 WORLD GP初代フェザー級王座決定トーナメントを制し、K-1史上初の二階級制覇を達成した武尊だが、その代償として右拳骨折のため全治2カ月と診断され、今回が約5カ月ぶりの試合となる。

「僕は戦うことが大好きなので、試合が出来ない悔しさがあってフラストレーションが凄く溜まりましたね」と苦笑する武尊は、「最初は2カ月くらいでパンチが打てるようになると言われていたのですが、骨がくっついたあとも痛みがあったので、大事をとってスパーリングに復帰したのは3カ月くらい経ってからです。なので年が明けて1月の後半ぐらいに久々にスパーリングをやった感じですね」と、怪我の回復が長引いたことを明かす。

大激戦となったトーナメントを制して優勝、二階級制覇を達成したが代償は大きかった

 しかし、「トーナメント後に右拳が折れているのが分かって、大みそかの試合(RIZIN)を出場辞退した後も『ギリギリ間に合ったら出場できないかな』と思って練習はずっとやっていました(笑)。なので、そんなにブランクが空いたって感覚はあんまりないですね」と、練習は続けていた。

「右のパンチが打てなかったので、左のパンチを凄く練習しましたし、ディフェンス面や蹴りの強化など、他の部分も見つめ直すことができました。スパーリングを再開してからも、右のパンチが思いっきり打てない分、違う技でペースを取ったり、倒すことを意識して練習していました。その結果、右のパンチ以外でも倒せる攻撃がどんどん増えているように感じますね。だからあとはそれを早く試合で試したいです」と、怪我の功名もあったという。

 対戦するサラビアについては、「アグレッシブでガンガン前に出て距離を詰めてくる、ブルファイターのイメージですね。あとフックの打ち方が、僕の右フックに凄く似ていました。ダウンを取っているフックも、相手の攻撃に合わせてカウンターで思いっきり振るイメージのパンチだったので、自分に似ているなと。だからこれで打ち合いになったら面白いだろうと思いました。僕とファイトスタイルが似ていますよね。パワーがあって、思いっきりパンチを振るけれど、蹴りも出来るみたいな感じです」と、自分と似ていると評する。

対戦するのはストリートファイト出身の荒くれ者サラビア

 サラビアは5勝(3KO)2敗と戦績は少ないが、「アマチュアの時から注目されていて、デビュー2戦目でチャンピオン(WBCムエタイ全米王者のアンディー・サイン)と戦って勝っている選手だと聞いています。負けた試合もパンチで押していたのにヒジで切られて負けたみたいですし、数字では分からない強さがあると思います。しかもストリートファイトの経験が豊富ということで、そういうのも実戦経験のうちに入っていると思うんですね。なので、戦績以上に経験値がある選手だと思っています」と警戒は怠らない。

 そして、「気が強くて退かない相手なので、バチバチな戦いになりそうです」と激闘を予告し、「今年はさいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ大会に向けて試合が続くと思います。他の選手も同じだと思いますが、その中で僕が一番輝いて最高の試合をして、『武尊はめちゃくちゃ強かった』と言われる1年にしたいです。そして毎年掲げている目標ですが、全試合KO勝利を成し遂げて、さいたまSA・メインアリーナ大会のメインイベントにつなげます」と、2018年3月21日に開催が決定したさいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ大会のメインイベントへ向けて一気に突っ走ると意気込んだ。

●編集部オススメ記事
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