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【ベラトール】無敗の新世代グレイシーが覆面男と火花=前日計量

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2018/04/28(土)UP

顔を近づけて睨み合うネイマン(左)とトーレス(右)

 4月28日(土・現地時間)アメリカ・イリノイ州ローズモントのオールステート・アリーナで開催される『Bellator 198』の前日計量が、27日(金・同)に行われた。

 今大会には無敗の新世代グレイシーとして期待を集めるネイマン・グレイシー(29=ブラジル)が出場。ウェルター級ワンマッチでハビエル・トーレス(33=メキシコ)と対戦する。両者は昨年10月の『Bellator 185』で対戦が予定されていたが、トーレスが大会直前に負傷欠場したため、今大会で改めて拳を交えることになった。

 計量はネイマンが171ポンド(約77.6kg)、トーレスが169ポンド(約76.7kg)で、それぞれウェルター級規定(156〜170ポンド=約70.8〜77.1kg)を一発でパスした(タイトルマッチ以外は1ポンドまでの超過が認められている)。

 計量を終えると、両者はステージの中央で対峙。顔を母国メキシコの国旗柄スカーフとサングラスで覆い、不穏な雰囲気を醸し出すトーレスに対し、ネイマンはゆっくりと体を左右に揺らしながら顔を近づけて睨みつけた。『Bellator MMA』(以下ベラトール)のスコット・コーカー代表から正面を向くように促されても、両者はなかなか視線を外そうとさず、激しく火花を散らした。

ネイマンは気合いの入った表情で秤に上がり、ポーズをキメた

 ネイマンはブラジリアン柔術ビッグ・ファイブの一人と呼ばれたマルシオ・スタンボスキと、ホブソン・グレイシーの娘であるカーラ・グレイシーの間に生まれ、MMAは叔父にあたるヘンゾ・グレイシーの元で学んだ。2013年9月にアメリカの『WSOF』でMMAプロデビューを果たし、ベラトールには2015年2月のプロ3戦目から参戦している。

 現在までのプロ戦績は7戦全勝で、このうち6勝が関節技・絞め技による一本勝ち。『RIZIN』で活躍したクロン・グレイシー(ヒクソンの次男)と並ぶ新世代グレイシーの一人として、MMAの舞台で着実に成長を遂げている。

国旗を掲げながら秤に上がるトーレス。顔は覆面で覆われ、その表情をうかがい知ることはできない。

 対戦相手のトーレスは今大会がベラトール初参戦で、これまではアメリカローカルの『NLFC』や母国メキシコの『Xtreme Kombat』を主戦場としてきた。プロ戦績は10勝3敗1ノーコンテスト。2011年には『UFC』の選手育成リアリティ番組に出演したこともある。

 ネイマンが無傷の8連勝をマークするか。トーレスがベラトール初陣を飾るか。計量で火花を散らした両者は明日、金網の中で決着をつける。

Photo by Bellator MMA

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・新世代グレイシーのネイマンが一本勝ちで7連勝、ホイスとヘンゾも祝福

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