【K-1】史上最も危険なカードが実現、乱闘寸前で会見大荒れ
9月24日(月・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN(大会タイトルは後日発表)』の第一弾カード発表記者会見が、6月26日(火)都内にて行われた。
6月17日の第2代K-1フェザー級王座決定トーナメント一回戦で、屈辱のKO負けを喫し敗退した第2代Krushフェザー級王者・小澤海斗(25=K-1 GYM EBISU FREE HAWK)が、同トーナメントで3位となった芦澤竜誠(23=K-1ジム総本部チームペガサス)と激突する。
両者には因縁がある。以前から芦澤は小澤に「雑魚、ビッチ、偽者」などと罵詈雑言で挑発し、それに対し小澤は「眼中にない」と徹底無視を続けてきた。しかし、6月17日の同トーナメントでは小澤が一回戦敗退で、芦澤が3位という結果になった。
その後、芦澤がSNS上で小澤に「おい、一回戦不発の小澤くん。俺も準決で負けちゃって負け犬だけど、負け犬同士、9月タイマンするしかないだろ」と対戦要求。すると今まで徹底無視していた小澤は「上等だよ。またやる気にさせてくれてさんきゅな。これ決定で」と対戦を受諾。その経緯もあり、今回このK-1史上最も危険なカードが実現した。
会見場に登場した両者はツーショット撮影では目線を合わせず、何事も起こらず写真に収まったが、席に着き芦澤が喋りだすと一気にピリピリムードに。
「酒飲んでるときに(SNSで対戦要求する事を)思いつきました。あいつ、俺に喧嘩売っておいて(トーナメント)一回戦で負けて腐ってじゃねえよと思って。なんか、俺、良いヤツみたいになってるんですけど違んですよ。俺にやられる前に腐るんじゃねえよって事なんで、俺にやられて腐ってもらいます、っていう感じです」と、対戦要求した真意を話す。
これに小澤は、芦澤の方を見て「まず喧嘩売ってきたのおめえからだけどな」と言い返すと、芦澤は「それ言う前に、お前、一回戦は勝てよ」と笑いながらコメント。
正面を向いた小澤は「まあ、一回戦があんな不発に終わって一番悔しかったのが、お世話になった人に恩返しできなかった事です。それで1日、色々考えたんですけど、こいつがSNSで啖呵切ってきたので、これは(喧嘩を)買うしかねえなと思って、俺も男なんで買いました」と、この試合を受けた理由を語った。
すると芦澤は「いや、お前、男なんで買いましたじゃねえよ。お前、普通に俺と戦えて、おいしすぎるだろ。俺はお前なんか逆に眼中にねえから、俺がお前とやって何の得があんだよ」と噛み付く。
しかし「まあ、一個普通に言うことは、お前に不発で終わったっていう言い方をしたのは、見てる人はわかると思うけど(小澤は)実力が無いわけじゃないから、突っ込んでいって負けたから、そう言った。そこで逃げて負けたなら俺はやらない。まあ良い戦い方したんじゃないのっていう感じです」と、小澤がトーナメント一回戦で攻めて負けた事が、SNS上での対戦要求に繋がったと説明した。
だが、小澤は矢継ぎ早に話す芦澤に「まあ、ちょっと黙れよナマズ君。うるせぇんだよマジで」と低いトーンで投げ掛ける。
小澤のこの発言に芦澤は「は? なんだお前? 調子のんなよマジで」と立ち上がり、小澤も「おめぇがなんだよマジで」と乱闘モードへ。
「来いや」と雄叫びを上げながら近付こうとする両者の間に関係者が割って入り引き離す。「今やりましょう」と言いながら近付こうとする芦澤に、小澤も「調子のってんじゃねえよ」と関係者の制止を振り切ろうとする。
最終的に小澤が会見場から出されて事態は収まったが、残った芦澤は怒りの表情で「あいつヤンキーでもねえくせにあんな事やってね。楽屋とかで俺と会っても目も合わせねえ奴だから。こういう所でだけカッコつけてね。マジであいつ、さらってやるぞこの野郎って話なんで。まあ戦う場所があるからそこでやるけど。
みんな、9月に俺はあいつをぶっ飛ばすから楽しみにしといて。俺には何の得もねえけど、ただあいつの事が心から嫌いだからぶっ飛ばす。そういうK-1もたまにはアリだと思うからみんな観にきて下さい」と言い放ち会見場を出て行った。
<決定対戦カード>
▼フェザー級 3分3R延長1R
小澤海斗(25=K-1 GYM EBISU FREE HAWK/第2代Krush -58kg王者)
vs
芦澤竜誠(23=K-1ジム総本部チームペガサス)
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