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【レベルス】UMA、健太とのリベンジ戦「相手の裏を突いて倒す」

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2018/07/25(水)UP

健太への5年前のリベンジに燃えるUMA

 8月3日(金)東京・後楽園ホールで開催の『REBELS.57』に出場する、元REBELS 65kg級王者UMA(ゆうま/27=K&K BOXING CLUB)の試合前コメントが主催者を通じて届いた。

 対戦相手はWBCムエタイ日本ウェルター級王者・健太(30=E.S.G.)。
 二人は2013年6月にレベルスで対戦し、健太がUMAの三日月蹴りとヒザ蹴りの猛攻をしのいでパンチ連打でダウン寸前まで追い込み、判定勝ちしている。

 UMAは5年前の試合を振り返り「3R目に上手くまとめられて負けましたけど、自分では『まあまあ出来たかな』という感じでした。めっちゃ効かされた攻撃もなかったです。ただ、戦い方が上手だったですね。どこで休んで、どこで攻めてをよく分かっていて、頭の良い選手だな、と。あの頃の自分ではまだダメでした」と、自分が未熟だったとする。

5年前にレベルスで対戦し、健太(左)がUMA(右)に判定勝ち

 現在は「やっと試合で『自分のやりたいこと』がやれるようになってきました」と言うUMA。「健太選手は誰もが認める日本のトップですよね。だから、僕がこれからいろんなステージに上がるためにも『健太選手に勝つこと』はめちゃめちゃデカいです。僕にとって、どうしても越えたい、越えなくてはいけない目標なんです」と、今回の試合に懸ける思いは大きい。

 健太にリベンジするための課題として「今回は、いかに健太選手のリズムを崩せるか、だと思っています。相手は百戦錬磨なので、他の選手と同じようなことをやってもダメ。いかに健太選手の考えの裏を突けるか、です」と、相手のペースを崩すという。

 テコンドー出身で蹴り技の得意なUMA。「僕の飛びヒザ蹴りとか回転系の技は相当警戒してくると思うので、僕は上手く距離を考えながら、的を絞らせないようにします。今回はヒジありルールなので、余計に距離が大事ですね。今、言えるのはここまでです」と、何か秘策がある様子。

今年4月のクンルンファイト。飛びヒザ蹴りでダウンを奪ったUMA

 北海道在住のUMAは「僕の夢は、北海道にキックボクシングを広めること」と語る。「スパーリングパートナーもいないし、練習環境は良いとは言えないですけど、こんな僕が活躍すれば、同じ北海道の人とか地方でキックをやってる人を勇気づけられるんじゃないか」と、北海道で続けることに意義があると言う。

「そのためにもREBELSのベルトが欲しいし、自分の価値をさらに高めて、海外のリングでも活躍したい。絶対に次のステージに進むためにも、健太選手を倒して勝ちます。頑張ります!」と熱く意気込んだ。

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