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【Krush】王者・中澤純、挑戦者・篠原悠人ともに「勝ちにこだわる」

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2018/08/04(土)UP

2度目の防衛戦を迎えた中澤(左)と、挑戦者でリベンジを挑む篠原(右)

 8月5日(日)東京・後楽園ホールにて開催されるキックボクシングイベント『Krush.91』の公開計量&記者会見が、4日(土)都内にて13:00より行われた。

 ダブルメインイベント第1試合でKrushスーパー・ライト級タイトルマッチを争う、王者・中澤純(28=TEAM Aimhigh)と挑戦者・篠原悠人(20=DURGA)は、ともに64.8kgでスーパー・ライト級のリミット65.0kgをクリアー。

左右田泰臣(左)からも勝利を奪っている中澤(右)

 中澤は今回が2度目の防衛戦、約1年ぶりのKrush参戦となる。「明日は防衛戦ですが気負うことなく、篠原悠人を倒すことだけを考えて頑張ります。計量で(篠原と)向かい合った時に身体も見ていないし、特に気にしていなかったです」と相手のことは気にせず、明日の試合で倒すことだけに集中しているという。

 両者は昨年2月の第5代Krushスーパー・ライト級王座決定トーナメント準決勝で対戦しており、この時は中澤がKO勝利を収めている。その後、篠原は5連勝でタイトル挑戦まで辿り着いたが、中澤は「僕が以前戦った時からパンチも速かったし、強いところは強かった。あれから試合運びが少し上手くなったと思いますが、あんまり気にならないかなと思います」と、篠原は以前とそれほど変わらないと評した。

パンチに定評のある篠原(右)

 そして「KOばかり狙わないで、勝ちにこだわる試合をする。僕が勝ちにこだわる試合をすれば自然にKOになる」と、KO勝ちは当然と言い放つ。

 対する篠原は「計量で見た中澤選手はやっぱりゴツいなと思いました。今回、減量も上手くいって過去一番追い込めました。明日はしっかり勝ってベルトを巻きたいと思います」と王座奪取宣言。

 中澤の言葉を受けて「去年2月に中澤選手に負けてからいろいろと考えました。あれから5戦して、いろいろなタイプとやって試合でしか得られない経験があった。僕自身も試合運びは上手くなったと思う」と、自分でも試合運びが上手くなったと実感している。

 その上で「明日は今までの試合以上に勝ち負けが大事やと思うので勝ち方ではなくて、勝ちにこだわって試合をする。明日ようやく今まで応援してくれた人や指導してくれた人にベルトという形を見せられる。しっかりベルトを巻きます」と、篠原も勝ちにこだわる試合をして必ずベルトを奪い取ると誓った。

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