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【Krush】王者・中澤純、挑戦者・篠原悠人は「怖さが無い」

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2018/07/24(火)UP

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28歳の中澤(左)は、量より質を重視して練習しているという

 8月5日(日)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.91』で、篠原悠人(20=DURGA)を挑戦者に迎えて2度目の防衛戦を行うKrushスーパーライト級王者・中澤純(28=TEAM Aimhigh)が、群馬県の所属ジムにて公開練習を行った。
 
 2分1Rのミット打ちで、ボディブローを交えたパンチのコンビネーションに加え、ミドルキック、ヒザ蹴りも披露した中澤は「前回(6月)の試合から期間が空かなかった事もあり、体重が増えないように気をつけているので減量の疲れはないですね」と体調は良い様子。
 
 最近の練習では量よりも質を重視しているという中澤。その理由を聞くと「その方が脳みそも使えるし、僕も年齢が20代後半になってきて、質を重視して練習をやる方が結果が出るようになりました。僕もトレーナーの仕事をやっているのですが、現場は現場のスタッフに任せつつ、僕はフィットネス関係の勉強をしているんですね。そこで練習をやりきることとオーバーワークは違うことが分かりました。

 ほとんどの格闘家って栄養が足りない状態で練習してオーバーワークになっているんですよ。逆に僕は1日の練習を90分くらいにしています。でも心拍変動の機械を使ってみると、僕の有酸素(運動)の能力はオリンピックのアスリートレベルだと言われるし、安静時の心拍数は40を切るくらいなんですね。その状態で練習していればオーバーワークになることはないし、むしろ集中して試合に臨むことが出来ます」と答え、科学的な根拠に基づいて練習しているという。

 対戦相手の篠原とは昨年2月の「第5代Krushスーパーライト級王座決定トーナメント」準決勝で対戦しており、その時は中澤が2RでKO勝ちしている。その後、中澤は左右田泰臣との初防衛戦をクリアして、K-1を主戦場に活躍。篠原も中澤戦以降、5連勝中で、今年3月の次期挑戦者決定トーナメント準決勝では細越貴己に判定勝ち、決勝ではFUMIYAにKO勝ちし、今回の王座挑戦までたどり着いた。

6月の山崎戦でトップレベルで戦える手応えを感じたという中澤(左)

 勢いに乗っている状態で挑戦してくる篠原について、中澤は「篠原選手は僕とやる前に松下(大紀)くんにも負けて、それで試合運びを考えたと思うけど、僕は昔の1Rから飛ばすスタイルが彼の強みだと思っています。だから今のファイトスタイルは全然(問題ない)。今はそこまで怖さがないです。あのくらいの試合巧者はごまんといる」とキッパリ。
 
 そして「僕と初めてやった時みたいにガンガン来るのか。それとも最近の試合みたいに試合を組み立ててくるのか。どうなるのかなと思いますけど、そこまで気にならないですね。
 
 僕はいつもその場で臨機応変に対応するのですが、インターバルを挟んでラウンドごとに動きが良くなるタイプなんですね。だから今回はインターバルに入らなくても、ラウンド中の30秒で切り替えられるマインドを作っています。それが出来ればより成長できると思うし、ラウンド中に動きを切り替えられれば、今回も勝てると思います」と、試合中に30秒で戦い方を切り替えられるマインドが勝負の鍵だとした。
 
 最後に中澤は「そろそろKO勝ちを見せます。期待していてください」と意気込み、さらに「前回の試合(6月の山崎秀晃戦)で僕は手応えがあったし、K-1のトップ選手の実力が分かった。越えられない壁だとは思わないし、僕はK-1のベルトにこだわっているから、K-1のベルトを獲りたい。僕はK-1チャンピオンになれると感じています」とK-1王座への想いを語った。

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