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【ホーストカップ】”闘ふ神主”櫻木崇裕が相手の「良さを消す」=世界二冠王の国崇戦へ

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2018/08/22(水)UP

タイやヨーロッパの強豪相手にKOを量産する国崇(右)

 9月2日(日)愛媛県・アイテム愛媛にて開催される『HOOST CUP KINGS EHIME~四国合戦~』。そのトリプルメインイベントで対戦する国崇(38=NJKF拳之会)と櫻木崇裕(32=武勇会)の試合前コメントが主催者を通じて届いた。

 キックボクシングの老舗団体『NJKF』の大黒柱・国崇は、88戦51勝(35KO)34敗3分の戦績を持つ国内屈指のベテラン選手。WKA&ISKA世界ムエタイフェザー級を含め、これまで7つの王座戴冠経験がある。
 
 今回の対戦相手は元INNOVATIONフェザー級王者だが、国崇は「NJKFの威信をかけて戦います」とした。櫻木の印象を国崇は「フィジカル強くて無尽蔵のスタミナ」と評価する。

 今回の試合は「とにかく会場が盛り上がる試合をしたい。西日本豪雨被害チャリティと銘打った大会です!観に来てくださった皆様が元気になってくれるような試合をしたいと思います」と、観客のために盛り上げると意気込んだ。

ホーストカップ初の四国大会で大物食いを狙う香川の櫻木

 対する櫻木は、香川県高松市の廣田八幡神社で神主を務め、自ら“闘ふ神主”と名乗る変わり種。16年にINNOVATIONフェザー級王座を獲得したが、今年5月に王座を失った。

 櫻木は、「(神職の職業柄)顔を怪我しないように意識してしまう」と、気を使っているというが、「キックで培った精神力や姿勢が活かされる」と両立し戦い続ける。

 相手の国崇について「パンチが強い大ベテランの選手で、試合できて光栄」とリスペクトしながらも「国崇選手の良さを消せるようにしたい」と意気込む。目標は「失ったベルトを奪還して、その先の舞台へ進みたい」と語った。国崇は世界二冠王者、この一戦はノンタイトル戦だが、勝利すれば櫻木にとってベルト奪還へ道の大きな一歩となるであろう。

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●編集部オススメ

・国崇がスカンジナビア王者に圧巻TKO勝ち

・香川の神主が翔貴と痛み分け、王座防衛に成功

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