【K-1】対戦アピールから一夜明け、木村ミノルvsピケオー決定
11月3日(土・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメント~』の記者会見が、10月1日(月)都内にて行われた。
第6代Krushウェルター級王者・木村“フィリップ”ミノル(25=K-1ジム五反田チームキングス)と第4代Krushスーパー・ウェルター級王者ジョーダン・ピケオー(28=オランダ)の現役Krush王者対決が決定した。
この試合は前日に開催された『Krush.93』で、4度目の防衛に成功したピケオーが「僕は67.5kg(スーパー・ウェルター級は-70kg)でも試合が出来ます。皆さんどうですか、僕と木村選手の試合を見たいと思いませんか?」と木村との対戦をアピール。木村も「ピケオー選手、70kgでは相手がいないと思うし、見たいですよね、この試合」と対戦に応じた。
宮田充K-1プロデューサーは「ピケオー選手は元々70kgで戦ってきたが、この試合前からウェルター級に絞ることも出来るとの話をしていた。原則としてKrush王者がKrushで試合をする場合は防衛戦を行わないといけない。その中で昨日のアピールがあって、木村選手は対戦相手が負傷して選考中だったので、一晩調整したうえでK-1で対戦が昨夜決定しました」と、速攻で対戦決定となった理由を説明。
木村は「11月3日のK-1は出る方向で準備していました。モチベーションが高いのにそれに見合った相手がいなくて燃えるものがなかったんですが、ピケオーの完璧な勝利を見て一番心が燃えました。体格差もあって厳しいチャレンジになりますが、その壁をぶっ壊しに行く。めっちゃ楽しみです」とコメント。
「めちゃ強くて、パーフェクトな試合をしていると思いました。KOを狙うだけじゃなくパーフェクトな、世界のキックボクシングが出来る選手だと思います。僕はそこにモチベーションを持って行くタイプで、舌戦したからどうとかは今はあまり好きではない。今のK-1があまりいい方向に行っていないので、世界のキックボクシングを体現できる選手がいないとあまりスポーツとしてはよくない。その中でピケオー選手の試合を見て“これだな”と思いました。あれが僕の格闘技なので、それを体現したい。僕の格闘技観を見て欲しいですね」と、この試合に高いモチベーションを示す。
「僕は世界のキックボクサーと戦っていきたいです。ワールドワイドに。ピケオー選手は世界のトップにずっといる選手なので、僕はそこにモチベーションが向いています。見てて僕が思う本当のトップ選手は久保優太選手、卜部功也選手、野杁正明選手、ピケオー選手、チンギス・アラゾフ、マラット・グレゴリアン、本物の世界でやってきた選手。その中で僕はしのぎを削っていきたい。だからピケオーはモチベーションが上がる、やりたい選手です」と、本物志向で行きたいという。
対するピケオーは「この試合はいい試合になると感じている。木村は完璧な相手だ。木村のスタイルは大好き。彼は前にガンガン来る。決して下がらない。自分と同じだ。自分から前に行く必要が無い。木村が来るのでその場に立って打ち合う試合にある。この場で約束できるのはお互い下がらずその場で打ち合うということ。そしてKOで俺が勝つ」と、こちらも高いモチベーションで木村をKOすると宣言した。
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