【K-1】平山迅vs竹内悠希、両者そろって「派手にいく」
4月19日(金)東京・後楽園ホールで開催される『K-1 KRUSH FIGHT.100』の記者会見が3月5日(火)都内にて行われ、対戦カードが発表された。これまで『Krush』として開催されて来た同イベントだが、今大会より大会名称を『K-1 KRUSH FIGHT』として行われる。
スーパー・ライト級戦として平山迅(28=K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)vs竹内悠希(26=K-1ジム五反田チームキングス)が決定。
平山迅はこれまでウェルター級で木村“フィリップ”ミノルや牧平圭太らと戦ってきたが、今回より階級をひとつ下げての参戦。所属もROYAL KINGSからK-1ジム三軒茶屋シルバーウルフに移籍しての第一戦となる。戦績は15勝(8KO)14敗3分。竹内はK-1ジムEBISUからK-1ジム五反田に所属を変えての第一戦を2月に行い、初回KO勝ちで幸先のいいスタートを切っている。戦績は4勝(3KO)3敗。
竹内が「強い選手と組んでもらえて嬉しいです。強い選手に勝ったことが無いので今回勝てるように頑張ります。平山選手はフィジカルがめちゃ強くてパンチの一発がヤバい印象です」とコメントすると、平山は「新しい環境でどれだけ出来るかをしっかり見せていきたい。試合は半年振りになるので緊張すると思う。さっき強いと言われましたが、俺は全然強くないのでそこまで思わんといて欲しいですね」と、木村や牧平を挑発してきたこれまでの会見とは違い謙虚なコメント。
平山がジムを移籍した理由は「環境を変えてどれだけ強くなれるか自分に問いかけました。考えてくれた仲間やサポートしてくれる人たちの気持ちを受け取ったので、出来るところまでしっかりやろうと思いました」と説明。K-1ジム三軒茶屋には昨年5月の試合前に1週間ほど出稽古しており、「ボッコボコにされましたね。そのおかげで試合では前蹴りも出せてKOにつながった。今年はもっと派手なKOを見せられるんじゃないかと思いました」という。
移籍にあたっては同ジムで練習を積む皇治にも相談したと言い、「皇治はああ見えて仲間思いなんですよ。自分のことを考えてくれて話を聞いてくれました。神戸の先輩方、皇治、サポートしてくれる人たちに感謝しています」と話す。
平山は竹内について「視野に入れていなかったので試合を見ていなかった。だから印象が分からない。前回1RKOで勝っていると聞いたのでパンチが強い印象です」と眼中になかったようだ。さらに「Krushの65kgのベルトもほんまに狙っていきたい。自分ならいける。移籍一発目だから派手にいきます」と言うと、竹内も負けじと「僕も派手に行きます」と答える。
竹内は平山の強打について「ハードパンチだと思うけれど、もらわないように気を付けます」とし、「経験の差はあると思いますが、僕はキャリアがないなりの勢いを生かして挑もうと思います」と勢いをぶつけたいとした。
すると平山は「実は自分、K-1ルールではそんなに試合をしていないんですよ。ヒジ打ちが出来ないのにムエタイルールでやった試合がほとんどです。今回はヒジを狙うと言って、ヒジを一発も出さず5Rまでいったこともあります」と、K-1ルールでのキャリアは竹内とそんなに変わらないと主張。
なぜ今回はそんなに謙虚なのかと聞かれると「もうあとがないし、偉そうなこと言って負けたらシャレにならないからです。前回もそうでしたが、自分は勝たなあかんところでやってしまうので」と気を引き締めているからだとしたが、「派手にいく。進化した自分を見せたいです。テーマはスポンジ。いろいろなものを吸収して試合で爆発させてベルトに近付きます」と、最後は平山らしい言葉で締めくくった。
これに竹内も「必ず盛り上げてKO決着する」と意気込んだ。
<決定対戦カード>
▼スーパー・ライト級 3分3R延長1R
平山 迅(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
vs
竹内悠希(K-1ジム五反田チームキングス)
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