【K-1 KRUSH】高梨knuckle美穂が戦績豊富な16歳ムエタイ女王と初防衛戦、MIOのK-1参戦にも言及
8月28日(水)都内にて、10月13日(日)東京・後楽園ホールで開催される『K-1 KRUSH FIGHT.106』の第2弾カード発表記者会見が行われた。
第2代K-1 KRUSH FIGHT女子アトム級王者・高梨knuckle美穂(26=Y’ZD GYM)の初防衛戦の相手が16歳の若きムエタイ女王パヤーフォン・アユタヤファイトジム(Ayothaya Fight Gym)に決定した。
高梨は昨年9月のKHAOSでプロデビュー。女子離れしたパンチを武器に、今年5月のKRUSH後楽園大会ではC-ZUKA(T-GYM)を3RKOで下し、プロ3戦目でK-1 KRUSH FIGHT女子アトム級王座に就いた。戦績は3戦3勝(2KO)。
会見に出席した高梨は「防衛戦一発目に相手にタイ人を選んでいただき、凄く嬉しく思っています。もちろん1Rから殴り倒す気でいるんで、しっかりKOで倒してベルトを守りたいと思うので、宜しくお願いします」とコメント。
その高梨の初防衛戦の挑戦者となるパヤーフォンは、日本で3度試合経験があり、今年2月に大分にて行われた『KODO-魂動-』ではKRUSHにも参戦経験があるCOMACHIに大差をつけて判定勝利し、WPMF世界女子ピン級王座を獲得。戦績は73戦60勝(9KO)12敗1分と試合経験では高梨を大きく上回る選手だ。
今回のタイトル挑戦に向け「チャンピオンの高梨はパンチ力があるファイターだと思うが、私は全ての技をオールマイティーに使うことが出来る。K-1ルールで戦うことにも問題ないと思う。日本、そしてKRUSHのリングで私の強さを見せる」と意気込んでいる。
高梨は「これだけ戦績のあるタイ人の選手ですし、相手の名前を聞いた時は凄い嬉しかったです」と強豪との対戦を喜ぶとともに「本人は全ての技をオールマイティーに出せると言ってたんですけど、パンチはないのかなってイメージです。まあいけるかなって印象でした」と初防衛に自信をのぞかせた。
女子のタイ人選手へのイメージを聞かれると「蹴りを使うのと距離を取るのが上手いなって思います」と答え、「あまりパンチで攻めてくる選手は見たことないので、私が距離を詰めてパンチでいけば倒せるかなって感じですね」と、接近戦でのパンチが特に有効だと考えている。
「1Rからガンガン前に行って、相手が何もできないようにしたいと思います。タイ人は最初のラウンドは様子を見てくると思うので、最初から攻めていって相手を驚かせてやりたいですね」と戦略を語り、「もうKRUSHしてやろうかなって思います。ぶっ倒します」と気合を入れた。
初防衛戦の相手がタイ人ということで「今までのアトム級は海外の選手とやることがなかったので、初防衛戦で海外の選手を選んでいただいたというのは自分の知名度も上がると思うし、そこでKOすればもっとインパクトが出ると思います」と、自身の存在をより印象づけたいところだ。
「どんな相手でもKOで倒すのが理想です。あまり守るって意識で今も練習してないので、緊張はそんなにないです。挑戦する意味でどんどん攻めて行きたいと思います」とファイトを燃やす。
最後にファンへ向けて「10月13日は必ずKOで倒してベルトを防衛したいと思うので応援宜しくお願いします」とメッセージを送った。
また、会見では8月24日のK-1大阪大会でMIOがK-1への電撃参戦を表明したことにも質問が及んだ。
「びっくりしたんですけど、MIO選手を倒したらオイシイと思うんで、やっぱり戦いたいですね。どんな階級でも試合ができるように今から色々考えてます」と、既にMIOとの対戦をイメージしている高梨。
MIOの印象を「テクニックがありますね。きれいな戦い方しますけどKOのイメージは全然ないので、いつかは戦いたいです」と語り、「いつでも私は準備できてるので」と、いつでも戦闘態勢に入れることをアピールした。
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