【K-1 KRUSH】高梨knuckle美穂が戦う保育士C-ZUKAにKO勝利し新王者に
Krush実行委員会
『K-1 KRUSH FIGHT.101』
2019年5月18日(土)東京・後楽園ホール
▼ダブルメインイベント第1試合 第2代K-1 KRUSH FIGHT女子アトム級王座決定戦 3分3R延長1R
●C-ZUKA(しづか/29=T-GYM)
KO 3R 1分34秒 ※右ストレート
◯高梨knuckle美穂(たかなし・なっくる・みほ/25=Y’ZD GYM)
※ 高梨が新王者となった
C-ZUKAはこの階級では165cmと長身で、長い手足から繰り出すパンチ、蹴りが武器。6勝(1KO)5敗1分の戦績で、K-1 JAPAN GROUPの試合では2勝1敗。NJKFミネルヴァ・アトム級初代王座を保持していたこともある。職業は保育士3月・4月は仕事が忙しくて、体も疲れていたのですが、今は凄く調子が上がってきて、絶好調で本番を迎えられるのではと思ってます」と王座獲得に燃える。
対する高梨は、2018年9月の『KHAOS』でプロデビューし、福原優を得意のパンチで3R1分37秒、KOに仕留めて注目を浴びた存在。12月には現役女子高生ファイター・MOEからダウンを奪って勝利している。プロわずか3戦目にしてタイトル獲得のチャンスを得た。
1R、序盤からスピーディな攻防を展開。C-ZUKAはガードを高くして、左右のミドルを当てていき距離を取る。対する高梨は飛び込んでの右フックをヒットさせた。
2R、C-ZUKAの左ミドルに高梨が左フックを合わせてパンチの連打から左ボディを効かせる。C-ZUKAは鼻から出血し相当数のパンチを被弾するも気迫で右ミドルからハイキックを狙う。しかし、コーナーに追い詰めた高梨がパンチの連打から左フックにつなげて、C-ZUKAは崩れるようにダウン。なんとか立ち上がりゴングに救われた。
3R、開始すぐにC-ZUKAの鼻から出血があったとしてドクターチェックが行われた。再開後、高梨がワンツーで襲いかかり右ローを当てて左ミドルから右ストレートをねじ込む。C-ZUKAも根性を見せもっと来いとアピールするが、高梨がC-ZUKAをコーナーに押し込みパンチの連打から渾身の右ストレートでC-ZUKAがスタンディングダウン。ここでセコンドがタオルを投入したため、高梨のKO勝利となった。
プロ3戦目で王者となった高梨は「対戦相手のC-ZUKA選手ありがとうございました。KRUSH関係の方々も、応援に来てくれた方々、会長もありがとうございます。周りに支えられなかったら1人じゃこの舞台に立てなかったです。でももっと上に行くために直さないといけないところもあります。これからもアトム級をよろしくお願いします」と今後の更なる活躍を誓った。さらに試合前に試合に勝ったら面白いことをすると言っていた高梨はフォトセッションでゴリラらしき顔をして、笑顔を見せた。
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