【K-1 KRUSH】タイトルに挑む元プロボクサー・佐々木洵樹、若き王者の「心を折ってやる」と勝利宣言
11月8日(金)東京・後楽園ホールにて開催される『K-1 KRUSH FIGHT.107』において、晃貴(こうき/21=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が持つK-1 KRUSHバンタム級王座に挑む佐々木洵樹(ささき・じゅんき/28=POWER OF DREAM)が15日、都内にて公開練習を行った。
昨年6月までプロボクサーとして活動していた佐々木。日本、東洋太平洋のランカーまで登ったボクシング時代はフェザー級(-57.15kg)で戦っていた中、前戦からKRUSHバンタム級(-53kg)まで減量し、打撃の鋭さを増した。公開練習ではボクシングで磨き上げたバリエーション豊富なパンチに加え、コンビネーションでのキックも披露した。
佐々木は2階級相当の減量を行った結果を「研ぎ澄まされるような感覚」と表現。「体重を落としているときは多少きつさがあったんですけど、リカバリーしたらこんなに体の動きが戻るのかっていうくらいの回復だった」と、前回7月の試合前に味わった体験に驚きを感じたという。2階級落とす決断をしたきっかけは「(POWER OF DREAMの)古川誠一会長から話をいただいたのでやってみようという気持ちになった」と、全幅の信頼を置く古川会長からのアドバイスだという佐々木。結果としてその決断は良い結果を生んだことで、「適正体重を自分で判断するのは難しい」という結論に至ったという。
KRUSHデビューからわずか3戦目でのタイトルマッチを迎える佐々木。対戦相手の王者・晃貴について「リーチは自分の方が長くて背も大きい。でも逆に中に入られた時は背が小さい方が回転の速いパンチを打てるので、そこには注意している」と晃貴のショートレンジのパンチを警戒。しかし「(晃貴は)本当に負けん気が強くて多少もらっても気にしなさそうなので、心を折ってやろうと思ってます」と真っ向勝負でねじ伏せる構えを見せた。
ボクシング時代からベルトへの想いは人一倍強かったという佐々木は、ボクシングでの最後の対戦相手となった佐川遼(三迫ジム)が今年9月に日本タイトルを獲得したことに触れると「自分が負けた相手がベルトを獲ったことには悔しい気持ちもある」としながらも、「佐川選手とギリギリの判定(2-1で佐川の勝利)までいけたので、そこは正直自信になった」と、未来の日本王者と渡り合えたことに自信を見せた。そして「自分は今KRUSHでタイトルマッチができる状態です。このままKRUSHファイター佐々木洵樹としてベルトを獲ろうと思ってます」と、KRUSHという新たな舞台で念願のベルトを巻くことを力強く宣言した。
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