【K-1 KRUSH】卜部功也、兄との熱戦以来のKO負けも「すぐに試合したい」
▼第4試合 日本vs中国・7対7全面対抗戦・次鋒戦 K-1 KRUSH FIGHTスーパー・フェザー級 3分3R延長1R
◯山本直樹(日本/優弥道場)
判定3-0 ※30-29、30-28、30-28
●ワン・ジュンユー(中国/星武創新ジム/CFP)
山本はK-1 MAXで活躍した山本優弥の弟で、2018年3月の島野浩太朗戦でそれまで続いていた連勝がストップ。その後、連勝するも12月大会では郷州征宜に敗れ、今年の5月大会では朝久泰央に敗戦を喫して連敗中。今回再起を賭けて一度勝利した相手との試合が決まった。対するジュンユーは昨年の対抗戦で山本に延長判定で敗れたため、山本へのリベンジに燃えている。
1R、ジュンユーがサウスポースタイルで軽いワンツーを狙っていくと、山本は右の三日月蹴りや右ロー冷静に当てていく。2Rになると山本が左ボディフックからの右の三日月蹴りを効かせてジュンユーを下がらせる。さらに、右ストレートを当ててぐらつかせるがジュンユーは耐える。終盤、ジュンユーは細かいパンチを振るっていく。
3R、序盤から近距離での打ち合いが展開される。山本が左ボディや右ストレートを当て込むと、ジュンユーはガードの上からではあるが左右のフックを狙っていく。最後まで両者は果敢に打ち合い、攻撃のバリエーションやクリーンヒット数で上回った山本が因縁の対戦に勝利した。
▼第3試合 日本vs中国・7対7全面対抗戦・先鋒戦 K-1 KRUSH FIGHTライト級 3分3R延長1R
●瓦田脩二(日本/K-1ジム総本部チームペガサス)
判定3-0 ※30-29、30-27、30-29
◯ワン・ジーウェイ(中国/遼寧創新ジム/CFP)
瓦田は長身から繰り出される強力な蹴りやスマートなパンチを武器とするファイター。しかし、3月のKRUSH後楽園大会で川﨑真一朗にプロキャリア初のKO負けを喫した。今回再起をかけて、昨年の対抗戦で佐々木大蔵に敗れ、KRUSHのリングでの雪辱に燃えるワン・ジーウェイと対戦する。
1R、ジーウェイが重い右ローを連発すると、瓦田は左ミドルを返す。中盤以降、ジーウェイはコーナーに瓦田を詰めてパンチを振るっていくと、瓦田が入れ替わって右フックをヒットさせる。両者共にクリーンヒットは見られない。
2Rになるとジーウェイが声を上げながら、重いローや右のボディストレートをぶち込んでいき手数を増やしていく。対する瓦田の内ももはローのダメージからはっきりと内出血が見えるように。最終ラウンド、両者鋭い左右のローを蹴り合う。瓦田はジーウェイからパンチのヒットをなかなか奪うことはできず、ジーウェイが上手く蹴りを当てていって判定勝利した。
▼第2試合 K-1 KRUSH FIGHTバンタム級 3分3R延長1R
●萩原秀斗(K-1ジム総本部チームペガサス)
KO 1R 1分51秒 ※右フック
◯佐々木洵樹(POWER OF DREAM)
タイトルマッチ経験もあるK-1ジム総本部チームペガサス所属の萩原と、K-1王者の武居をはじめ、多くの強豪ファイターを輩出しているPOWER OF DREAM所属で、プロボクシング仕込みのボクシングスキルの高さを生かしたパンチが持ち味の佐々木が対決。
1R、序盤から佐々木が前に出て、左のアッパーをヒット。さらに左のフックをヒットさせて最初のダウンを奪う。立ち上がった萩原はサークリングして右ミドルを放っていくと、佐々木は右フックをクリーンヒットさせて2度目のダウンを奪う。それでも立ち上がる萩原に、佐々木は容赦無くパンチを浴びせて、最後は右フックで完璧に萩原を沈めた。勝利して佐々木はバンタム級のタイトルマッチをアピールした。
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