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【K-1 KRUSH】強打でKO勝利の不可思「テーマは“ボクシング”」12.28K-1参戦アピール

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2019/10/15(火)UP

試合を振り返る不可思(C)M-1 Sports Media

 10月13日(日)に開催された『K-1 KRUSH FIGHT.106』の一夜明け会見が、14日(月・祝)都内にて行われた。今大会でKRUSH初参戦を果たし、堀井翼(24=ネクサスジム)を3RにパンチでKOした不可思(28=クロスポイント吉祥寺が一夜明け会見に出席した。

 試合は1Rから激しい打ち合いを展開し、不可思がワンツーをクリーンヒットさせて先制のダウンを奪う。その後も前に出る堀井と真っ向勝負を演じて2R、3Rと何度もパンチを叩き込んで3R3分ちょうどに打ち下ろしの右がクリーンヒット、ダウンを奪いKO勝利した。

試合では実力を見せつけ、KO勝利した不可思(右)

 試合を振り返って「1Rのダウンを取るまでは、いい感じで行けたのですけど、ダウンを取ったところから無駄な力が入って動きが雑になって、その後は良くなかったです」と反省しながらも、「掴めた手応えもあってハッキリした課題も分かった」と収穫のある試合となったようだ。

 今回の試合に向けてはボクシングを練習してきたと明かし、「逆に蹴りが少なかったという悪い点もあったけどやってきたことの手応えは掴めました。それをまた次の試合にも活かしてボクシング技術ももっと使って、テーマは”ボクシング”ですね」とK-1での2戦目を終えて、自身の戦い方は定まってきた。

 K-1参戦前は5Rでの試合が多かった不可思は「僕は元々パンチが得意で、ローキックから削っていくという長いラウンドでの戦い方に馴染んでいって。そこを(K-1仕様に)1Rから得意なボクシング、ジャブを出していくことが1つのテーマでした」とその意味ではイメージ通りの戦い方が出来たようだ。

豪快なクロスカウンターをヒットさせる不可思(右)

 試合後には、12月28日に行われるK-1名古屋大会へのアピールもあったが「自分は地元が名古屋で、東京に来てから名古屋でずっと試合が出来ていませんでした。シンプルに名古屋で試合をやりたいっていうのもありますし、名古屋で初めてK-1をやることになって、そこには必ず出たいっていう気持ちが強いです」と、会見でも語った。

 地元開催のK-1参戦に繋がる勝利をあげた不可思。しかし、試合後は拳の怪我があったため病院で検査を受けた。その結果「骨とか腱は異状なしで、表面の皮が切れてるだけでした。問題ないんで、12月お願いします」と怪我も軽く、12月のK-1参戦に改めて意欲を示す。

 最後に「12K-1名古屋大会に出れば、必ず盛り上げて熱い大会にできるよう頑張るので、楽しみにしていてください」と、ファンにメッセージを送った。

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