【Krush】林勇汰が網膜剥離で欠場、軍司泰斗の相手が武居を苦しめたスリヤンレックに変更
2月24日(月祝)東京・後楽園ホールにて開催される『Krush.111』の対戦カード発表記者会見が17日、都内にて行われた。
前回昨年12月に行われた第1回記者会見で発表された軍司泰斗(21=K-1ジム総本部チームペガサス)の対戦相手が変更。スリヤンレック・オーボートー.ガムピー(23=タイ/オーボートー.ガムピージム)に決定した。
当初軍司の対戦相手は林勇汰(FLYSKY GYM)が予定されていたが、林が練習中に目に異常をきたし、網膜剥離が発覚。急遽欠場となってしまった。代打を探したところ昨年末の名古屋大会で武居由樹(POWER OF DREAM)を苦しめたスリヤンレックの名が上がり、本人に打診したところ快諾。代打出場が決定した。
スリヤンレックはラジャダムナン、ルンピニーのタイ二大殿堂でどちらもスーパーバンタム級4位に位置するムエタイ強豪。前蹴りとパンチを得意とし、K-1ルール向きという触れ込みで昨年末の名古屋大会で日本初上陸を果たした。結果だけ見れば武居に3度のダウンを奪われて判定負けとなったが、何度倒されても立ち上がるそのタフさと、最終ラウンドには武居をあわやダウンまで追い詰める攻撃力は高く評価されていた。
急遽スリヤンレックとの対戦が決定した軍司は、この会見の日が誕生日。「ビッグネームと当ててもらえて急にモチベーションが上がりました」と、精神的なダメージどころか21歳の誕生日プレゼントとばかりに気持ちを盛り上げた。「武居選手が追い込んだ、タイ人ファイターにはないガツガツ行く選手なので、自分とはかみ合うと思う」と激しい激闘を予言。「簡単にKOできる相手じゃない。タフだと思うけど、自分はそれ以上の力の差を見せてKO勝ちしたい」と、武居が倒し切れなかったスリヤンレックをKOすると意気込んだ。
対するスリヤンレックは会見には出席できなかったものの、試合決定に向けてコメント。「また日本に戻ってこられてうれしい。前回負けてとても悔しいがK-1ルールで戦えてうれしかった。軍司をKOする姿を見せたい」とK-1グループ初勝利に向け、こちらもKO宣言で答えた。
また今回の会見では兄・横山巧と兄弟出場が決定した横山朋哉(リーブルロア)対中島千尋(POWER OF DREAM)、FUMIYA(ポゴナ・クラブジム)対清水卓馬(K-1ジム川口 TEAM SRIUS)他、プレリミナリーファイト3試合が発表された。
<決定対戦カード>
▼Krush スーパー・バンタム級/3分3R・延長1R
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)
vs
スリヤンレック・オーボードー.ガムピー(タイ/オーボードー.ガムピージム)
▼Krush スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
横山朋哉(リーブルロア)
vs
中島千尋(POWER OF DREAM)
▼Krush スーパー・ライト級/3分3R・延長1R
FUMIYA(ポゴナ・クラブジム)
vs
清水卓馬(K-1ジム川口 TEAM SRIUS)
▼Krush バンタム級/3分3R
橋本裕也(K-1ジム五反田チームキングス)
vs
高橋享佑(戦-IKUSA-GYM)
▼Krush フェザー級/3分3R
八木正樹(WSR フェアテックス三ノ輪)
vs
石田龍大(拳心會館)
▼Krush バンタム級/3分3R
倉田永輝(K-1 GYM SAGAMI-ONO KRESGT)
vs
大空(つばさ/KINGCRAFT)
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