【Krush】大沢文也「カウンター1発で切り落とす」vs蓮實光「テクニックをパワーで壊す」両者KO宣言=7.11
7月11日(土)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.114』が開催される。
注目の1戦[Krushライト級/3分3R・延長1R]で対戦する、大沢文也(28=TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER/K-1 WORLD GP 2018 K-1ライト級世界最強決定トーナメント準優勝)と蓮實光(33=パラエストラ栃木)のコメントが主催者を通じて届いた。
■大沢文也「カウンター1発で切り落とすようなKOを見せる」
大沢は、昨年12月の大阪大会を怪我で欠場して以来、約10カ月ぶりの試合だ。大沢自身、長く期間が空いたのは始めてで「早く治そうと思って治療をして、毎日リハビリに行っていた。怪我をしたのが12月の前半で、軽い練習を始めたのは2カ月後ぐらいでした」と振り返る。
その間、自身のジムであるJoker GYMもオープンした大沢は「ジムの代表なので背負うものはあります」と覚悟の1戦を迎えることになった。蓮實の印象を聞かれると「実はあまり試合を見たことがなくて、パワーがあって筋肉マッチョというぐらいです」と目立った印象はないという。
打ち合いを上等とする蓮實のスタイルにも「打ち合いは誰でも出来る。でも、巧い試合とか技術がある試合は“上手い”選手しかできないので、打ち合いが得意とかは全く気にならないです」と意に介さない。
久しぶりの試合になる大沢にとって、今回の試合は復活をアピールするチャンスだ。「1Rは感覚を取り戻して、今回はちょっとKOを狙っていきます。ただ、激しい試合でKOを狙うとかじゃなく、ストーン!とカウンター1発で切り落とすようなKO」とKO決着を誓った。
今後については「やっぱりジムを出したことで、ベルトへの欲が増しました。僕も代表になって、選手や会員の皆さんを教えるようになって、自分が格闘技をやってきた・生きている実感が欲しいので、ベルトが必要かなと思っています」と語った。この試合をきっかけにKrush、K-1のタイトル戦線に絡むことができるか。
■蓮實光、大沢にパワーで対抗「ガードの上からでも効かせてやる」
蓮實は、柔道をバックボーンにMMAでデビューし、ミャンマーラウェイでの戦いも経験してきた異色のファイター。「ずっと魔裟斗さんに憧れていて、魔裟斗さんみたいになりたいと思いました」との思いからK-1への憧れはあったようだ。
K-1 JAPAN GROUPに参戦を決めたきっかけは、2018年3月の新生K-1初の埼玉スーパーアリーナ・メインアリーナ大会の『K’FESTA.1』だ。「これはスゴいなと思ったんです。それでKrushに出るチャンスをいただいて今に至ります」とこれまで明かさなかった参戦理由を話した。
前回の試合は『K’FESTA.3』で勝利を上げて、憧れや夢を少しずつ実現している。「K-1というデカいブランドがある舞台で戦えて、知名度もスゴいのでちょっと鼻が高いです。なので、後は結果を残せればという形です」と誇り高き舞台で輝くことを望んでいる。
今回の対戦相手の大沢は、自身のキックキャリアの中で最高レベルの相手となるだろう。印象については「オーソドックスになったりサウスポーになったり、普通のキックの選手のスタイルじゃない。自分の中では大沢選手のテクニックをパワーで壊そう、ガードの上からでも効かせてやろうと思っている」と豪腕で粉砕するという。
3月のトーナメントで、スーパーウェルター級王者になった「木村(“フィリップ”ミノル)選手みたいにガードの上からでも効かす、ライト級でもこういうパワーがある選手がいるぞっていうのをアピールしたいと思ってます」と意気込む。
最後に「最後まで倒しに行く、倒し切るスタイルはこれからも貫き通します。”KO決着は当たり前”の試合をするので見逃さないでほしいです。大沢戦も圧倒的に勝って、今の蓮實は止められないぞというところをアピールしたいです」と話した。
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