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【Krush】女子トーナメントに菅原美優、チャン・リーら美女ファイター揃う

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2020/06/17(水)UP

高梨の返上したベルトを懸けてトーナメント開催(C)Krush

 7月21日(火)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.115』の追加カード発表記者会見が、6月17日(水)K-1公式YouTubeチャンネルで行われた。

 高梨knuckle美穂(27=Y’ZD GYM)が返上したタイトルを懸けて「第3代Krush女子アトム級(-45kg)王座決定トーナメント」が開催される。なお、このトーナメントはワンデー方式ではなく、2日間で行われる。決勝の日程は現在調整中だという。

 準決勝(4人制トーナメントのため、準決勝からとなる)第1試合では、優(35=北斗会館押上道場)vs菅原美優(20=K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)のカードが決まった。

菅原(右)は前回の試合で王座戦経験のあるC-ZUKAに判定勝利した

 優は、これまでKrushのリングで2017年から活躍してきたファイター。これまでの戦績は、6戦 2勝(0KO) 3敗 1分。この階級の前王者・高梨には18年9月にKO負けを喫しており、続く12月のC-ZUKA戦でも敗戦して連敗。しかし、昨年11月にはチャン・リーと対戦して、アグレッシブにせめて判定勝利して復活の狼煙を上げている。

計量クリアし笑顔を見せる菅原

 対する菅原は、K-1アマチュア優勝の実績を提げて、19年1月の『Krush.97』でプロデビュー。長い手足から繰り出される、顔面前蹴りをはじめとする多彩な蹴り技を武器に、チャン・リーやタイトルマッチ経験のあるC-ZUKAを下して、現在2連勝で好調をアピール。戦績は4戦 3勝1敗としている。最近では、美容師としてのキャリアもスタートし、両立しながらの王座戴冠を狙う。

鼻血を出しながらも果敢にパンチを当てに行くMOE(右)

 準決勝・第2試合では、MOE(17=若獅子会館)がチャン・リー (28=K-1ジム五反田チームキングス)と対戦する。

 MOEは小学1年生から試合に出場し、100戦以上の試合経験を持つ。プロデビュー戦では高梨knuckle美穂に敗れたが、19年5月の再起戦では勝利。しかし、11月に元WBO女子プロボクシング世界ミニフライ級王者・山田真子に延長戦で敗れ、今年2月のムエタイの刺客・パヤーフォン戦でも判定負けを喫して2連敗。今回のトーナメントで覚醒なるか。

パンチで責め立てるリー(右)

 対するチャン・リーは、プロデビュー後18年9月からK-1グループに参戦。KHAOS.6で勝利したが、Krushでは19年7月に菅原美優、11月には優に判定負けし勝ちはなく連敗を喫する。前戦は今年の3月、横須賀市のジムからK-1ジム五反田チームキングスに移籍後の初戦で、森川侑凜に判定勝利し連敗を脱出した。

 激戦必至のトーナメントを制してベルトを巻くのは、誰か。

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